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機体リスト
トランスフォーマー

共收録 13 台の機体。
  • オプティマス・プライム

    • Height6 m

    オートボットの総司令官で、トランスフォーマー側の主人公。ファイアーパターン入りのピータービルト・379トレーラートラックに変形する。エナジーブレードなどの武装を持ち、指示を出すだけでなく、自ら戦うこともできるリーダー。「自由はすべての生き物が持つ権利(Freedom is the right of all sentient beings.)」をモットーに、自らを犠牲にしてでも人類を守ろうとする。

  • バンブルビー

    • Height3 m

    オートボットの斥候で、トランスフォーマー側のもう一人の主人公。サムを保護するため一足先に送られてきた。イエローのシボレー・カマロに変形。当初は2代目カマロに変身していたが、中盤で新型カマロを再スキャンする。武器は腕のプラズマキャノン。地球に来る前の戦いで音声機能が損傷しており、サムと出会った時はラジオを使ってコミュニケーションを取っていた。メンバーの中で最も若く、コミカルで表情豊かな面がよく見られ、再スキャンもミカエラに「オンボロカマロ」と言われたことが原因である。旧カマロの時の車内にはミラーボールや蜂のマスコットがついていた。

    物語序盤でバンブルビーが中古車店に駐車した際、黄色いフォルクスワーゲン・ビートルが隣に置かれているが、これは初代アニメでバンブルビー(バンブル)が同車両に変形していたことに対して敬意を払い登場させたものである。キャラクター性はマイケル・J・フォックスがモデルとなっており、キャスティング候補にはフォックス本人があがっていた。また、ビークルモードとなる新型カマロはゼネラルモーターズ社のトップシークレット車両であり、撮影時には細心の注意が払われた。

  • ジャズ

    副司令官。シルバーのポンティアック・ソルスティスGXPに変形。全員インターネットから人間言語を学習したが、彼はスラング混じりの言葉を学習した。メンバーの中では最も小柄だが、臆せず敵に挑む。バンブルビーがセクター7に捕まった際にもバンブルビーを心配するなど、仲間想いな一面も見せる。その性格ゆえ、復活を遂げたメガトロンにも体術で挑みかかる。

  • ラチェット

    軍医兼科学者。黄緑がメインのハマー・H2のレスキュー車に変形。手術用のハンマーや回転カッターなどを巧みに使ってディセプティコンと戦った。ややデリカシーに欠ける一面も持っている。

    ラチェットが変形するレスキュー車は実在するものではなく、映画スタッフが改造した架空のレスキュー車である。

  • アイアンハイド

    武器担当技術兵。黒のGMC・トップキック C4500に変形。オプティマス・プライムとは長い付き合いだが、人間の存在を快く思っていなかった。両腕のキャノンなど重火器を使いこなす戦闘のプロフェッショナル。

    「You feeling lucky, punk?(今日はツイてるかい、兄ちゃん?)」の台詞は、クリント・イーストウッド演じる『ダーティハリー』の台詞「Do I feel lucky? Well do ya, punk!(今日はツイてるか?どうなんだクソ野郎!)」のパロディである。

  • メガトロン

    ディセプティコンのリーダーで、1作目のメインヴィラン。玩具CMでは「ディセプティコン破壊大帝」と紹介される。エイリアンジェットに変形。キューブ(オールスパーク)を追って古代の地球に飛来したが、重力に引かれて北極海に墜落し、そのまま凍結していた。時を経てアーチボルト・ウィットウィッキーによって発見され、NBE-1(Non Biological Extra-Terrestrial-1=非生物型地球外生命体1号)と命名され、冷凍状態のままセクター7に保管されていた。その身体構造を解析して、人類の科学技術の発展に利用されていた。

    市街地戦ではジャズを殺害し、オプティマス・プライムとの一騎討ちでも彼を圧倒するが、空軍の戦闘機F-22の攻撃で致命傷を受け、最後はオールスパークをサムによって胸に押し込まれて倒された。

    武器は右手のチェーンメイスと、両手を組み合わせて変形させるフュージョンカノン砲。

  • バリケード

    パトカー候補車となったサリーン・S281に変形。フレンジーとともにサムを襲い、オールスパークの所在が刻印された彼の祖父のメガネを狙うが、バンブルビーの妨害に遭い交戦する。

    ディセプティコンの基準でも気難しく、働き者。ビークルモード時に後部側面に書かれている「To punish and enslave(〈罪人を〉罰し服従させよ)」という一文は、アメリカの警察車両に書かれている標語である「To protect and serve(〈市民を〉保護し奉仕しよう)」をもじったものである。

  • スタースクリーム

    メガトロン不在の間、指揮を務めていたNo.2。ロッキード・マーティン・F-22 ラプター(ステルス戦闘機)に変形。NASAの極秘映像に撮影された火星探査機を破壊する謎の生命体の正体はこのスタースクリームとされており、劇中でもプロトフォーム状態の彼が映されている。オールスパーク発見の報告を合図にディセプティコンを招集する。

    旧シリーズとのデザインの違いが最も顕著なキャラクターであるが、胸部に機首が来る、両腕に火器を装備している、背中に翼があるなど細部の意匠は受け継いだものになっている。本作品に登場するディセプティコンで唯一生還した。

  • ブラックアウト

    シコルスキー・MH-53 ペイブロウ(軍用ヘリコプター)に変形。本作品に登場するトランスフォーマーの中で最も大柄。多彩な武器を持ち、特にプラズマキャノンは放射線状に拡散して広範囲を薙ぎ払う強力な武器である。他にも胸部に格納されたキャノン砲や、格闘戦の際に展開される手首のローターブレードがある。カタール基地を襲撃した際、赤外線カメラでエップスに撮影される。

    空軍の戦闘機F-22の攻撃を受けた直後、弱点である胸の下をレノックスに撃ち抜かれて死亡した。

    なお、最初の変形シーンではG1シリーズと同じ効果音が使用されている。機体番号の4500Xは、マイケル・ベイの自家用機の番号でもある。

  • フレンジー

    メンバーの中で最も小さい(人間の子供程度)、諜報活動を行うディセプティコン。GPXのCDプレイヤーに変形。エアフォースワンに侵入して国防総省のコンピュータにハッキングし、バリケードとともにサムを襲う。体が破壊された際、一時的にミカエラのスマートフォンに偽装した。武器は胴体から射出される手裏剣状のカッターと両腕の小型マシンガン。メガトロンを解放し、セクター7でマギーらを襲うが、自分で投げた手裏剣が自分の頭に命中し、死亡した。

    フレンジーが発している早口のサイバトロン語は「ツタンカーメン」という単語をデジタル加工して作られたもの。ただし要所ではきちんとキーワードを交えた会話をしている。

    基本的にディセプティコンの目の色は赤だが、フレンジーの目の色は青である(玩具ではフレンジーの目も赤)。

    元々このキャラクターはサウンドウェーブとして登場する予定であったが、ストーリー上の事情で従来のサウンドウェーブの存在感を引き出せないため、マイケル・ベイがサウンドウェーブの代わりになる存在として新しいオリジナルのディセプティコンを考案したのがフレンジーである。

  • ブロウル(デバステーター)

    戦車をスキャンした際、ブロウルの方が質量が大きかったため、M1エイブラムスを基にしたオリジナル戦車に変形。市街地でレノックスたちと激闘を繰り広げるが、ミカエラとバンブルビーの連携プレーにより倒される。

    当初の名前はコンバットロンのブロウルだったが、映画会社と玩具メーカーの通達ミスで映画ではデバステーター、玩具はブロウルという名称になっている。

  • スコルポノック

    ブラックアウトの背中から射出されるサソリ型ディセプティコン。尻尾を除く胴体部の長さが2.6mと小型で、動物程度の知能しか持たないが、主人の命令には忠実に従う。ブラックアウトの命令でエップスを追跡する。ロボットモードは玩具でのみ存在する。武器は尻尾のスピアと前足のスピニングピンサー。

    劇中では砂漠でレノックスたちと交戦し、逃亡した後行方不明となり、市街地での最終決戦にも召集されなかった。

  • ボーンクラッシャー

    • Pilot毀滅者

    フォースプロテクション・バッファロー(地雷除去車)に変形。脚部のタイヤをローラースケートのように利用して走り、背中の巨大な爪と長い腕を武器にオプティマス・プライムに戦いを挑むが、首を切断され死亡した。

    変形車種であるバッファローは、カタログに掲載されていた写真の地雷処理用クローの迫力を見込まれての起用だったが、実際に実物を確認してみるとその大きさは36cm程度しかなかったため、急遽大型のクローが増設された。