オートボットの総司令官で、トランスフォーマー側の主人公。ファイアーパターン入りのピータービルト・379トレーラートラックに変形する。エナジーブレードなどの武装を持ち、指示を出すだけでなく、自ら戦うこともできるリーダー。「自由はすべての生き物が持つ権利(Freedom is the right of all sentient beings.)」をモットーに、自らを犠牲にしてでも人類を守ろうとする。
オートボットの総司令官で、トランスフォーマー側の主人公。ファイアーパターン入りのピータービルト・379トレーラートラックに変形する。エナジーブレードなどの武装を持ち、指示を出すだけでなく、自ら戦うこともできるリーダー。「自由はすべての生き物が持つ権利(Freedom is the right of all sentient beings.)」をモットーに、自らを犠牲にしてでも人類を守ろうとする。
オートボットの斥候で、トランスフォーマー側のもう一人の主人公。サムを保護するため一足先に送られてきた。イエローのシボレー・カマロに変形。当初は2代目カマロに変身していたが、中盤で新型カマロを再スキャンする。武器は腕のプラズマキャノン。地球に来る前の戦いで音声機能が損傷しており、サムと出会った時はラジオを使ってコミュニケーションを取っていた。メンバーの中で最も若く、コミカルで表情豊かな面がよく見られ、再スキャンもミカエラに「オンボロカマロ」と言われたことが原因である。旧カマロの時の車内にはミラーボールや蜂のマスコットがついていた。
物語序盤でバンブルビーが中古車店に駐車した際、黄色いフォルクスワーゲン・ビートルが隣に置かれているが、これは初代アニメでバンブルビー(バンブル)が同車両に変形していたことに対して敬意を払い登場させたものである。キャラクター性はマイケル・J・フォックスがモデルとなっており、キャスティング候補にはフォックス本人があがっていた。また、ビークルモードとなる新型カマロはゼネラルモーターズ社のトップシークレット車両であり、撮影時には細心の注意が払われた。
ディセプティコンのリーダーで、1作目のメインヴィラン。玩具CMでは「ディセプティコン破壊大帝」と紹介される。エイリアンジェットに変形。キューブ(オールスパーク)を追って古代の地球に飛来したが、重力に引かれて北極海に墜落し、そのまま凍結していた。時を経てアーチボルト・ウィットウィッキーによって発見され、NBE-1(Non Biological Extra-Terrestrial-1=非生物型地球外生命体1号)と命名され、冷凍状態のままセクター7に保管されていた。その身体構造を解析して、人類の科学技術の発展に利用されていた。
市街地戦ではジャズを殺害し、オプティマス・プライムとの一騎討ちでも彼を圧倒するが、空軍の戦闘機F-22の攻撃で致命傷を受け、最後はオールスパークをサムによって胸に押し込まれて倒された。
武器は右手のチェーンメイスと、両手を組み合わせて変形させるフュージョンカノン砲。
シコルスキー・MH-53 ペイブロウ(軍用ヘリコプター)に変形。本作品に登場するトランスフォーマーの中で最も大柄。多彩な武器を持ち、特にプラズマキャノンは放射線状に拡散して広範囲を薙ぎ払う強力な武器である。他にも胸部に格納されたキャノン砲や、格闘戦の際に展開される手首のローターブレードがある。カタール基地を襲撃した際、赤外線カメラでエップスに撮影される。
空軍の戦闘機F-22の攻撃を受けた直後、弱点である胸の下をレノックスに撃ち抜かれて死亡した。
なお、最初の変形シーンではG1シリーズと同じ効果音が使用されている。機体番号の4500Xは、マイケル・ベイの自家用機の番号でもある。
メンバーの中で最も小さい(人間の子供程度)、諜報活動を行うディセプティコン。GPXのCDプレイヤーに変形。エアフォースワンに侵入して国防総省のコンピュータにハッキングし、バリケードとともにサムを襲う。体が破壊された際、一時的にミカエラのスマートフォンに偽装した。武器は胴体から射出される手裏剣状のカッターと両腕の小型マシンガン。メガトロンを解放し、セクター7でマギーらを襲うが、自分で投げた手裏剣が自分の頭に命中し、死亡した。
フレンジーが発している早口のサイバトロン語は「ツタンカーメン」という単語をデジタル加工して作られたもの。ただし要所ではきちんとキーワードを交えた会話をしている。
基本的にディセプティコンの目の色は赤だが、フレンジーの目の色は青である(玩具ではフレンジーの目も赤)。
元々このキャラクターはサウンドウェーブとして登場する予定であったが、ストーリー上の事情で従来のサウンドウェーブの存在感を引き出せないため、マイケル・ベイがサウンドウェーブの代わりになる存在として新しいオリジナルのディセプティコンを考案したのがフレンジーである。
戦車をスキャンした際、ブロウルの方が質量が大きかったため、M1エイブラムスを基にしたオリジナル戦車に変形。市街地でレノックスたちと激闘を繰り広げるが、ミカエラとバンブルビーの連携プレーにより倒される。
当初の名前はコンバットロンのブロウルだったが、映画会社と玩具メーカーの通達ミスで映画ではデバステーター、玩具はブロウルという名称になっている。