黒のリヴァイアスに搭載されている全長200mの人型ヴァイタル・ガーダー。月面上に打ち上げられていた人型のヴァイアの塊に、外部装甲と、可動のための拘束ベルト、各センサーを取り付け作られたもの。
リフト艦より「パペット・ワイヤー」と呼ばれる伝達システムを用いての遠隔操縦となる。ちなみに、最初に建造されたリヴァイアスのVGアインヴァルトのみ、リフト艦という操縦艦が存在する。重力制御以外の特殊能力は確認されていないが、人型である故、汎用性が高く、あらゆる状況に対応出来る。
頭部には、センサー、ライト、イオンワイパー、航行灯が集合している。手部は、重力波を形成し、重力を操ることが可能で、指の中がスラスター。脚部は足の裏にあたる部位がスラスターで、6つの集合体となっており、これは機動性を重視しているためである。
バルジキャノンは、リヴァイアスの両脇にある全長約250m主砲ブロックを分離させたものを、アームソケットと結合させ、携帯兵器として使用する。遠距離射撃等に最適で、これにより攻撃範囲が格段と上がる。尚、2門使用する際は「ツインバルジ」と呼ぶ。また、VGアインヴァルトよりも全長が長い。
重力制御を応用して威力を倍増させ、リニアレールガンを応用した機構を採用している。遠距離攻撃に適した構造。
元々、寿命が来た砲身の交換作業を省くため、主砲ブロックそのものを使い捨てるという発想から分離式となった。VG連結時は、弾の初速が144%上がるが、砲身自体の寿命は短くなる。尚、砲身寿命は、通常使用時だと約30発程度。VG連結時では約12発が目処である。