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機体リスト
クロムクロ

共收録 19 台の機体。
  • クロムクロ

    • Height21.9 m
    • Pilot青馬剣之介時貞, 白羽由希奈, 雪姫(戦国時代), ムエッタ, ゼル(合体後)

    黒部にて60年前のトンネル工事中に発見された「アーティファクト」の一つである人型機動兵器。現在も解析作業が行われている。重量は約300tもあり、これを動かせなかったことが、この地に研究所が置かれた理由である。コクピットである「ザ・キューブ」が組み込まれることで起動する。剣之介の乗機で複座式の機体。元は450年前の戦国時代にエフィドルグの先遣隊が使っていたグロングルで、彼らを追って来たゼル達が奪い取り、当時は剣之介と雪姫が搭乗していた。エフィドルグでの機体名は「武羅愚魔(ブラグマ)」。頭部が左右非対称なのは修復痕のため。現在のエフィドルグからすれば数百年前の機体であり、本機を見たフスナーニも「旧式」と呼んでいる。

    機体自体はナノマシンの集合体で構成され、例え戦闘で損傷しても周囲の物質を吸収して徐々に修復できる。操縦にはナノマシンのインプラントが必要不可欠で、纏い手となった契約者(当初は剣之介と由希奈の二人)しか起動できない。完全なる身体拡張を目指した設計思想で製造され、操縦は頸椎インターフェイスと直結しているため自分の体を動かすことがクロムクロを動かすことに繋がり、操縦枠を動かす必要はない。それゆえ、素人が乗っても力は発揮できず、うまく操れるのは武芸者に限られる。最も複座式のクロムクロの場合、重要なのは「システム本体」を統括する由希奈(や雪姫)の方で、彼女が戦闘中に「痛い」、「気持ち悪い」などと反応するのは、これが原因である。いわば後ろが本体と呼べる形で、剣之介は「暴れ役」にあたる。

    武装は背部に装備した二振りの青白く光る超振動刀で、近接戦闘に特化している。この超振動刀は敵が使用する物も含めて、対象を斬撃・刺突するとアポトーシス命令でナノマシンの再生システムを破壊・無力化する作用があり、敵は刺された箇所から徐々に青黒く変色して機能停止する。また、ゼルのクロウと合体することができ、その際は翼による飛行と重力シールドの展開が可能になり、超振動槍も装備される。

    第19話ではエフィドルグに攫われた由希奈を助けるため、ムエッタが後部座席に搭乗。最終話では剣之介とムエッタが乗り、ワームホールを使ってゼルの母星へ向かった。

  • ザ・キューブ

    • Pilot青馬剣之介時貞

    「アーティファクト」の一つ。

    60年前から解析作業が進められているが、「巨人」以上に解析の進んでいない謎の物体。

    実態は、クロムクロのコクピットにして、移動装置。

    独自のユーザー認証をしているようで、剣之介と由希奈の二人が揃わなければ動かない。

  • GAUS1

    • Height19.4 m
    • Pilotトム・ボーデン, 劉神美

    黒部研究所に配備された実験用の試作ジオフレーム。GAUSとは「重力減衰型直立外殻(Gravity Attenuated Upright Shell)」の略称。エフィドルグ側からは「グロングルもどき」と呼ばれる。作中の初めはGAUS1とGAUS2の2機のみが造られ、重力制御の実験機材としての側面も持つため、パイロットとナビゲータが乗る複座式を採用している。アーティファクトなどを解析して得られた技術から、ほぼ地球独自に製造したパーツで構成されるが、重力制御システムやナノマシンの再生技術に関しては再現不可能となっている。製造された機体はほぼ同じ外観だが、頭部エクステリアは各機ごとに異なる。

    武装は単発式の120mmガトリングガン(APFSDSや粘着榴弾を装填する)とリボルバーナイフ(火薬の力でブレードを押し出す)、折り畳み式のシールド(手持ちと肩部へのマウントが可能)。第9話からは先端部に爆弾を付けた伸縮式のヒートスピア(穂先で穴を開け、穴を開けた瞬間に中で爆発する)が追加された。遠隔地へ発進する際は研究所のマスドライバーから射出される。また、輸送用に専用運搬トレーラーも用意されている。

    トム・ボーデンと劉神美が搭乗する。カラーリングは緑系統。第12話では、重力制御の拡張による水面上の歩行機能実験を行っている。改修後はトムの乗機となる。第21話では倒したヘッドレスの超振動刀を奪って装備していた。第24話ではソフィー・ノエルが本機へと搭乗した。最終的に対オーガ戦で大破・破壊される。

  • GAUS2

    • Height19.4 m
    • Pilotソフィー・ノエル, セバスチャン

    GAUSの2号機。ソフィー・ノエルとセバスチャンが搭乗する。カラーリングはオレンジ系統。改修後はセバスチャンの乗機となる。第21話にてスパイダーを道連れに自爆・破壊される。最終決戦時、残骸が辛うじて稼働できる状態にあり、メドゥーサの支援を行った。

  • GAUS3号機

    • Pilot劉神美

    純粋な軍用機として再設計されたGAUS。

    設計と製造はロスアラモス国立研究所が担当。

    基本コンポーネントはGAUS1と共通であるが、バイタルパートに装甲が施され、脱出装置が搭載されている。

    慣性制御の応答性が向上しており、パイロットの意思とのズレが軽減されている。

    問題点は重力制御システムを人類が製造できないことであり、黒部で発掘されたオリジナルからの分裂と育成を待たなければならない。

  • ドワーフ

    • Height3.7 m
    • Pilot--

    アメリカで開発された汎用単座ジオフレーム、型式番号MM3A。

    アーティファクトの解析によって進化したロボット工学により作られているが、重力制御機能は実装されていない。警備仕様は、50口径の機関銃と対戦車ミサイルを選択して装備できる。

  • リディ

    • Pilot無し(無人機)

    ゼルの側にいる青色のカクタス。元々は450年前の先遣隊の機体で、損傷・放棄されていたものをゼルが見つけて回収し、修理と調整を施した。ほぼ半壊状態だが、ゼルを乗せて走れるなど行動に支障は無い。発声機能などは持たないが、ゼルによれば慣れると意思疎通が可能となるらしい。

    最終話にてゼルの元を離れ、研究所側に託された。

  • イエロークラブ

    • Height19.6 m
    • Pilotヒドゥ

    全高19.6m。

    世界中に降下した侵略者の大型ジオフレームのうちの1機。降下地点は日本の富山市。

    侵略者の指揮官機と思われる機体で、独特のフォルムと桁違いに高出力な重力シールドを持つ。

    有人機であることが確認された初めての機体。それ故に動作は機敏であり、ヘッドレスとは違った戦術的な機動を行う。

    武装は超振動刀2本と背中にマウントされた伸縮ブレード。

  • ロングアーム

    • Height27 m
    • Pilotフスナーニ, トム・ボーデン

    全高27m。

    世界中に降下した「エフィドルグ」の大型ジオフレームのうちの1機。

    降下地点はアメリカのネバダ州南部。

    異様に長い腕を持つことから、コードネーム「ロングアーム」と呼ばれる。

    エリア51を破壊した際に何かを回収したようだが、詳細は不明。

    武装は大型の超振動刀1本と両足にマウントされた超振動小刀6本。

  • スパイダー

    • Height23 m
    • Pilotミラーサ

    全高23m。

    世界中に降下した「エフィドルグ」の大型ジオフレームのうちの1機。

    エフィドルグは大型ジオフレームを「グロングル」と呼称している。

    降下地点はフランスのストラスブール。後にライン川を渡りドイツに侵入。

    脚が4本あるが、二足歩行時は残りの2本は背中に格納されている。

    四足状態でトリッキーな機動をすることから、コードネーム「スパイダー」と名づけられた。

    武装は超振動薙刀1本と左脇にマウントされた超振動小刀1本、脚部それぞれに隠しブレードを内蔵している。

  • メドゥーサ

    • Height20 m
    • Pilotムエッタ

    全高20m。

    世界中に降下した「エフィドルグ」の「グロングル」のうちの1機。

    降下地点はアゼルバイジャンのバクー郊外。

    頭部にマウントされた4本のブレードが自在に動き、蛇のように見えたという報告から、コードネーム「メドゥーサ」と名づけられた。

    武装は両腕に内蔵された超振動ブレード2本、頭部と腰部にマウントされた合計8本の展開式ブレード。

  • ブルーバード

    • Height35 m
    • Pilotヨルバ

    全高35m。全幅84m。

    世界中に降下した「エフィドルグ」の「グロングル」のうちの1機。

    降下地点は、フランス領ギアナのカイエンヌ。

    確認されたグロングルの中で唯一の飛行型。

    コードネームは当初「ルワゾブルー」と呼ばれていたが、英語圏を経由するうちに「ブルーバード」に変化し、定着した。

    武装は機体中央に装備された超振動ランス1本と、エフィドルグの機体としては珍しい飛び道具である超高密度ニードル。

  • クロウ

    謎の飛行型ジオフレーム。

    外見的特徴がクロムクロと酷似していることから、同じ技術体系の機体であると思われる。

    ブルーバードと同じく巨大な翼をもっており、飛行時に強力な重力波が観測されたことから、重力推進機関を搭載していると推測される。

    飛行型であり真っ黒な機体色から、コードネーム「クロウ」と命名された。

  • ロックヘッド

    • Height23.8 m
    • Pilotイムサ

    全高23.8m。全幅14.8m。

    世界中に降下した「エフィドルグ」の「グロングル」のうちの1機。

    降下地点は、ノヴォシビルスク郊外。

    戦術核攻撃を受けた際に、随伴のヘッドレスは破壊されたものの、本機体には外見上の損傷は見受けられなかった。

    ただ、その後動きを止めて母艦に収容されたことから、内部機構に何らかの損傷を受けたと推測される。武装は前腕に装備された回転式の超振動杭2本。

    特殊装備として、大気中の水分を凝縮、レーザーで水蒸気爆発を起こし、その膨張力で加速するレーザー推進装置を持つ。

  • オーガ

    • Height48 m
    • Pilotレフィル

    全高48m。全幅170m。

    初めて存在が確認されたエフィドルグ、ゲゾンレコ隊の隊長機。

    出現場所は、日本の黒部ダム。

    単体で飛行が可能であり、飛行形態から格闘戦に適した形態へと変形する。

    グロングル1機と合体し、出力増幅と火器管制、索敵を分担していると予想される。

    外装武器はなく、腕そのものが超振動刀であるフレキシブルブレードを4本装備。

    先端は展開して、手のように物を掴むことができる。

  • エフィドルグ母艦

    • Height1140 m
    • Pilot--

    全高1140m。全幅1000m。

    エフィドルグの標準的な強襲揚陸艦。搭載機数は指揮官機を含め90機。

    反重力推進によって亜光速まで加速が可能。

    当初は隕石と思われていたが、急激な減速と進路変更により、またたくまに地球軌道上に入られてしまった。

    ISSが破壊された時点で、アメリカはICBMによる迎撃を検討したが、他の核保有国を刺激することを恐れ、発射されることはなかった。

  • カクタス

    • Height3.8 m

    侵略者が大量に投入する無人小型ジオフレーム。

    武装は両腕に内蔵された超振動ブレード。重力・慣性制御能力はもっていない。

    各地に出没して、人間を誘拐している模様。

  • ヘッドレス

    • Height19.6 m

    侵略者が投入する無人大型ジオフレーム。

    重力制御と慣性制御が可能な機体であり、遠距離からの攻撃をほぼ無効化するが、運動エネルギー弾の飽和攻撃により一時的に重力シールドをオーバーロードさせ、撃破可能なことが確認された。

  • GAUS運搬トレイラー

    • Pilot--

    GAUSを長距離移送するために作られた特別な車両。

    かつて、アメリカで作られたGAUSの上半身を研究所へと移送する際に一度だけ使われたことがあるが、フルサイズの大型ジオフレームを運搬するのは今回が初めて。 最大積載重量450t。