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GAUS1

GAUS1

黒部研究所に配備された実験用の試作ジオフレーム。GAUSとは「重力減衰型直立外殻(Gravity Attenuated Upright Shell)」の略称。エフィドルグ側からは「グロングルもどき」と呼ばれる。作中の初めはGAUS1とGAUS2の2機のみが造られ、重力制御の実験機材としての側面も持つため、パイロットとナビゲータが乗る複座式を採用している。アーティファクトなどを解析して得られた技術から、ほぼ地球独自に製造したパーツで構成されるが、重力制御システムやナノマシンの再生技術に関しては再現不可能となっている。製造された機体はほぼ同じ外観だが、頭部エクステリアは各機ごとに異なる。

武装は単発式の120mmガトリングガン(APFSDSや粘着榴弾を装填する)とリボルバーナイフ(火薬の力でブレードを押し出す)、折り畳み式のシールド(手持ちと肩部へのマウントが可能)。第9話からは先端部に爆弾を付けた伸縮式のヒートスピア(穂先で穴を開け、穴を開けた瞬間に中で爆発する)が追加された。遠隔地へ発進する際は研究所のマスドライバーから射出される。また、輸送用に専用運搬トレーラーも用意されている。

トム・ボーデンと劉神美が搭乗する。カラーリングは緑系統。第12話では、重力制御の拡張による水面上の歩行機能実験を行っている。改修後はトムの乗機となる。第21話では倒したヘッドレスの超振動刀を奪って装備していた。第24話ではソフィー・ノエルが本機へと搭乗した。最終的に対オーガ戦で大破・破壊される。

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