物語の舞台は、巨大なネジの形をした孤島「ネジが島」。そこでは頭にネジを挿した奇妙な生命体「ボキャボット」たちが暮らしており、彼らは日常的に「ボキャバトル」と呼ばれる言葉遊びの対決を繰り広げ、勝敗を競っていた。
11歳の誕生日を迎えた王子ネジル・ネジールは、父であるジル・ハナジール国王から王族の証「ネジ魂」を授かる。しかしそのネジ魂は突如として遠くへ飛び去ってしまう。ネジルが後を追うと、そこにはネジ穴の空いた不思議な卵があり、試しにネジ魂を差し込むと新たなボキャボット――ヘボットが誕生する。
ネジルは彼を連れて城へ戻るが、王国のしきたりに従い、父ジルとの初めてのボキャバトルに挑むことに。しかしあえなく完敗してしまい、城から追放されてしまう。こうしてネジルは、相棒ヘボットと共にネジを集める旅へと踏み出すのだった。