ある日、普通の学生として暮らしていた青年レイヴは、「6人の仲間を集めよ」というヴェーダからの指令を受け、自身が人間ではなくイノベイドであることを知らされる。医師であり、「仲間を覚醒させる者」として目覚めたイノベイド・テリシラと共に仲間探しの旅に出ることになるが、その旅路には歴史の影で活躍していた人物たちも深く関わってくる。
死んだはずのイノベイド、ビサイド・ペイン。親友グラーベの仇を追い、レイヴをビサイドと呼ぶヒクサー。CBの後方支援を担う旧フェレシュテのメンバー、そして人類史上最大のテロ首謀者フォン。彼らとの出会いを通して、レイヴたちは「6人の仲間」の真の目的、さらには世界の裏で暗躍する者たちの野望を知ることになる。