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ガーリオン・カスタム“無明”

ガーリオン・カスタム“無明”
  • Height19.2 m
  • Weight40.1 t
  • Pilotムラタ

型式番号:DCAM-006VM3

「RAM-006 ガーリオン」シリーズのカスタマイズ機「ガーリオン・カスタム」の一機で、傭兵ケンゾウ・ムラタの専用機「無明(むみょう)」。エルザム・V・ブランシュタインの「トロンベ」と同様、並外れた操縦技術を持つパイロット向けに特殊カスタマイズされた機体であり、近接戦闘を主体にしたカスタマイズが施されている。

本機はリシュウ・トウゴウから奪取した「シシオウブレード」をメイン武器としており、爆発的な加速力と機動力を持つ。両肩には追加のブースターを備え、さらに鎧武者を模した装甲が全身に施されている。特に、両肩部と腰の両サイドには鎧兜の大袖や草摺を模した追加装甲が特徴的で、頭部センサーも丁髷を連想させる形状になっている。

武装には「シシオウブレード」のほか、ガーリオン系統の「マシンキャノン」や「バースト・レールガン」も使用可能だが、「ソニックブレイカー」は使用できない。また、専用の小太刀型武器「コールドメタル」を装備し、シシオウブレードと組み合わせた二刀流「無明・二刀人機斬」を必殺技としている。このような尖ったカスタマイズが施されたため、ムラタ以外の操縦は困難で、実質的に彼専用の機体となっている。

本機はオレンジとブラックのツートンカラーで、「無明」のマーキングがフェイス部に施されている。『インスペクター事件』以降の戦場に登場し、旧式化しつつあるガーリオン系統機の中でも驚異的な戦果を挙げ続けた。『封印戦争』時期にはガイアセイバーズに所属し、イスルギ重工による限界までのチューンナップが行われている可能性も高い。

エクセレン・ブロウニングは本機の外観から、「武者我亜里怨(むしゃ がありおん)」という渾名をつけており、これは「武者ガンダム」のパロディとして知られている。

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