
- Work宇宙の騎士テッカマン
- Pilot--
「滅びゆく青い地球」という皮肉を込めた名を持つ宇宙船・ブルーアース号。大気圏内ではイオンロケットによって飛行し、宇宙では地球の衛星軌道上に待機している光子ロケットとドッキングして長距離航行を行う設計となっている。
高い自律航行機能を備えており、パイロットが音声で目的地の座標を指示するだけで、自動でそこへ向かうことが可能。また、機内では軽食の準備なども行える。ワルダスターの小型宇宙戦闘機を迎撃可能な強力な武装も搭載されている。
さらに、機体内には小型戦闘機を2機収納しており、劇中では主に大気圏内で運用されている。コックピットは360度回転機能を持ち、常に水平を保つ構造となっており、垂直に着陸した場合でも機体が上を向くことはない。
ブルーアース号はスペースナイツおよびペガスが搭乗する母艦としても機能し、ペガスとテッカマンの出撃支援を担っている。テックセットシステムも、多くの場合この船からペガスが発進する際に作動している。
発進時にはカタパルトおよび二段式切り離しブースターを使用して大気圏を離脱するが、これらを使用せずとも自力での大気圏突破が可能。物語の最終話では、惑星探査およびリープ航法の試験のために出動している。