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フリーダム

フリーダム
  • WorkG-Saviour
  • Height17.01 m
  • Weight80.9 t
  • Pilotフランツ・ディーター

型式番号:RGM-196

旧連邦軍における後期の主力MSであり、RGMの形式を継承しているこの機体は、デザインを大河原邦男が手掛けました。30年以上にわたり主力兵器として活躍し、その信頼性からセイバーチームによる「セイバーシリーズ」の6番目の機体であるFセイバーのベースとしても使用されました。

このMSは、宇宙世紀0223年の時点で原型機の初起動から既に30年以上が経過しており、現用機との性能差は顕著です。そのため「オールド・ドッグ」とも呼ばれています。しかし、フリーダムには長年の使用と多くのパイロットや整備員の声を反映させた信頼性と整備性の高さがあり、これが新型機にはない強みとなっています。また、基本設計が柔軟であり、推進器や電子機器は古臭いものの、優れたメカニックが手を入れれば高性能化させることが可能です。実際にセイバーチームは、このフリーダムをベースとした高性能カスタム機「Fセイバー」を開発することに成功しています。

元々は軍用機であったフリーダムは、民間への払い下げやコマーシャルモデルの製造により、急速に普及しました。現在も民間では様々な目的に使用されています。

外観は、現用機のブグとは異なり、ブロックを積み重ねたようなフォルムをしており、背部のランドセルには近接専用兵器であるビーム・サーベルを装備しています。主推進器は2基を装備しています。

ガイアに配備されている機体の多くは、何年も整備されていないため、ジェネレーターの稼働出力が不安定となっていました。そのため、整備を施しても実戦に使える機体は40機にとどまり、その他の10機は出力が安定しないことから予備機として扱われました。さらに、本来搭載されていたビームシールドが実体型シールドに変更され、白兵戦用の武装であるビームサーベルが装備されていない機体や、肩パーツの色が違う機体も存在していました。設定画では白と紺色を基調とした配色ですが、本編では緑を基調とし、胴体が赤く塗られた機体が登場しています。

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