Follow Us

ガンダムバーンレプオス

ガンダムバーンレプオス

型式番号:OZ-10VMSX-2

スターダストナイツを裏切り、ヴァルダー・ファーキル率いるOZプライズで特佐になったクラーツ・シェルビィが駆るG-UNIT式のガンダムタイプのモビルスーツ。

ガンダムアスクレプオスの更なる強化・発展型として開発されており、アスクレプオスが改造機であったのに対し、本機はG-UNITの設計者であるDr.ペルゲによって一から新造された物となっている。

原型機であるアスクレプオスと同様の機能も多いが、全体的な機能・デザインはアスクレプオスよりも洗練された物となっており、攻撃・火力面も大幅に強化されている。独自の仕様も備わっており、最たる例は格闘戦に特化した形態「デュエルモード」に移行する際に脚部も変形する仕様となっている。

型式番号からも「アスクレプオスの2号機」となっており、あらゆる面においてアスクレプオスを凌駕している部分からも「アスクレプオスの完成型」としての側面も持ち合わせていると言っても過言ではない。

武装に関しては、アスクレプオスには無かった新たな装備として、右腕にラピッドショットを内蔵する長剣「アサルト・ベイオネット」、左腕に専用のEMFシールド(EMFは電磁場フィールドの略)を装備している。

その他、アスクレプオスに備わっていた通常形態での肩部のクローユニットである「パイソンクロー」の発展型として「ゴレムクロー」が備わっているが、格闘しやすいようにフレキシブルに稼働する。この武装は、OZと敵対する5体のガンダムの1機である「ガンダム05の改修機」の特殊武装と酷似しており、おそらく何らかの手段でデータを入手し、開発された物と思われる。一方、牽制に使えたラピッドショットはアサルト・ベイオネットに内蔵されているが、ゴレムクロー自体には新たに大口径のビーム砲が内蔵されており、この武装はノーマルモード時に両肩にマウントされている状態でも使用可能となっている。

更にジェミナスやアスクレプオスと同様、オーバーブースト機能である「PXシステム」を搭載しているが、この機体のみペルゲの意向によって故意的にシステムのリミッターが無く、機体・パイロットの双方を暴走させ自滅してしまう危険性を秘めている。

性能面に関しては間違いなく脅威的で、ロッシェの搭乗するL.O.ブースターを圧倒するが、適性のないクラーツがPXシステムをオーバードライブで使用。その戦いの中でクラーツの心身と共に機体は限界を迎えてしまい爆散し、パイロットのクラーツも死亡した。

 

関連機体