シンボルが開発した人型歩行兵器。略称はMF。「シンボル」が使用する人型兵器である。特務自衛隊が使用するTAと同系統の兵器で、「オリジナル」である骨嵬に対する「フェイク」と通称され(「メタルフェイク」の呼称は、模型などの商品でのみ使用)、本編に登場するのはイシュタルMk-II 1機種のみである。ベギルスタンでは多国籍軍の機甲部隊(空挺戦車や歩兵戦闘車)への攻撃に使用され、絶大な戦果を挙げている。TAとは異なり、同様の人型兵器に対する白兵戦用の武器もあり、各種火器や特殊装備も充実している。
なお作中の台詞から、装備する対戦車ミサイルはLOSATとされる。本作が放送中にアメリカ軍が開発中であったミサイルだが、その後、開発中止となった。
壁抜け用の泡状爆薬スプレーや点火用レーザー、セキュリティやサーバーコンピュータに対するハッキングシステムも装備しており、豪和中央研究所に潜入する際に活用された。
作中終盤に米軍にも納入され、空挺降下後に豪和インダストリー本社に突入。この時は一部の機体に正座の姿勢での高速移動が可能なスキッドローラー機構が脛部に装着されていた。また、人型兵器用の携帯火器サイズのレールガンを装備した機体が一機だけ配備されていた。
シンボルの運用下にあった時点での機体価格は1億ドル以上。開発費用は最低でも20億ドル以上。
メカデザインは荒牧伸志による。