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ガンダム・キマリス

ガンダム・キマリス

型式番号:ASW-G-66

ボードウィン家の始祖が搭乗していた機体。厄祭戦後は式典などの形式的な行事に使用されていたが、シュヴァルベ・グレイズに次ぐガエリオ・ボードウィンの搭乗機として再度実戦に投入される。

西洋の甲冑騎士のような外観が特徴で、近接戦闘に特化している。各部の高出力ブースターによって高い機動性と突進力を発揮し、特に脚部ブースター展開時は、姿勢制御能力の低下と引き換えに素早い方向転換と急加速を可能にしている。長距離移動や低軌道上での戦闘では、オプションの背部ブースターを追加装備する。頭部には高速移動中に目標を確実に捕捉するための高精度センサーが内蔵されており、頭頂部が尖った独自の構造をもつ。ガエリオ自身は阿頼耶識システムの施術を受けていないため、コックピット内装はグレイズ系のものに換装されている。

武装は120ミリ砲内蔵の大型ランス「グングニール」、腰背部に懸架された至近距離用の折りたたみ式コンバットナイフ、両肩に内蔵された高硬度レアアロイ製の射出兵器「スラッシュディスク」。頭部には4門の閃光弾発射口を備え、使用時はシャッターでセンサーを遮蔽する。

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