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ローガン

ローガン

部隊内識別記号 TASC・01-SCF。ヒロインの一人、マリー少尉が所属する宇宙機甲隊〔戦術機甲宇宙軍団〕 (Tactical Armored Space Corps , TASC) が第11話まで使用した可変戦闘爆撃機です。全長は約6m強で、この種の機体としては小型で簡易化された設計が特徴です。

この機体のデザインは、1983年の映画『007/オクトパシー』に登場したホームビルト機であるビード BD-5シリーズのターボジェット発動機Sermel TRS-18-046を搭載したJ型(Bede BD-5J Micro Jet)を基にしています。また、リフティングボディ航空機の形状に関しては、マーティン・マリエッタ社が開発したX-24の後の型とは異なる寸胴のA型が参考にされています。

この可変戦闘爆撃機は、状況に応じて以下の2形態に変形可能です。

  1. 戦闘爆撃機形態: リフティングボディの機体形状を持つ。
  2. ガウォーク形態: 半人半鳥の形態で、有翼でありながら膝が正立であるなど、人型(バトロイド)形態に近い特性を持つ。

胴体長は約6.3mと、航空機としても非常に小型です。『超時空騎団サザンクロス スペシャル・ガイドブック』では、航空機(ファイター)形態を「フライング・キャット」、ガウォーク形態を「フライング・ウォーカー」と呼ぶ部隊内の通称が紹介されています。

ロボテック版では、この機体の制式名称・形式番号はベリテック・ファイター (Veritech Fighter) の略号 VF-8であり、その小さな寸法と重量から、軽戦闘機〔軽・可変戦闘機〕 (Light Veritech Fighter) として区分されます。

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