
- Work伝説巨神イデオン
- Height105 m
- Weight5650 t
- Pilotユウキ・コスモ
地球移民団の科学庁によってソロ星第一発掘現場で発見された第六文明人の遺跡を復元・改造したAメカ(ソル・アンバー/イデオ・デルタ)、Bメカ(ソル・バニアー/イデオ・ノバ)、Cメカ(ソル・コンバー/イデオ・バスタ)が、コクピット内で光を放つゲージを通じ「イデ」に反応して合体することで誕生する重機動メカ。これはバッフ・クランに伝承される伝説の巨神イデそのものである。
武装にはイデオンソードや波導ガン(イデオンガン)といった超兵器があり、バッフ・クラン宇宙軍の数千数万に及ぶ物量攻撃すらも通じない圧倒的な力を発揮する。人類によって全身にミサイルポッドやグレンキャノンが追加装備され、大型ミサイルやビーム砲の直撃すら弾き返すバリアーを備えるなど、攻防ともに異常なまでの性能を誇る。
「イデオン」という名称は、ソロシップに搭載されていたコンピューターに残された第六文明人の言語の中で唯一判読可能であった「IDEON=イデを包む者」に由来する。巨大なコクピットは、第六文明人の体格が人類より大きかったためともされる。小説版では、ゲージに表れるマークをギリシャ文字「ΙΔΕΟΝ」と読み解き、調査隊が「イデオンと読めなくもない」と推測し、フォルモッサ・シェリルが「意味が深そうで自分の趣味に合う」と評したことが由来とされている。