型式番号:MBG-24C
チラムの最新鋭戦闘デバイス。単座。チラムでは初の慣性制御システムが導入されており、機動時のG対策が大幅に改善されている。第12話から登場。
オーガスに対抗してフライトフォーム、ガウォークフォーム、バトルフォームの3形態に可変するように設計された。
指揮官用に特化されたのがC型(コマンダータイプ)であり、頭部と武装、塗装が暗灰色でA型(スタンダードタイプ)とは異なる。
複雑高度な変形構造を有するナイキックは、通常の機動兵器の開発経過とは逆に、高品位だが高価なC型が試作機 → 増加試作機 → 指揮官および特殊部隊用として先行開発され、これらのシステムのうち、量産に向かない箇所を、武装も含め順次簡略化・省工程化(デチューン)することで、標準型であるA型(スタンダードタイプ)が開発された。
劇中ではアテナとオルソンが使用した。
模型ではナイキック・アテナ、ナイキック・オルソンという商品名で販売されたが“配色と手持式火器の相違のみの差異”(ベース地に機首周りがアテナが黄色、オルソンは灰色)で、どちらも同じコマンダータイプである。