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機体リスト
宇宙戦士バルディオス

共收録 4 台の機体。
  • バルディオス

    • Height100 m
    • Weight900 t
    • Pilotマリン・レイガン, ジェミー・星野ㄝ, ジャック・オリバー

    ニュー・パルサバーン(改造されたパルサバーン)、バルディ・プライズ、キャタレンジャーの3機が合体して誕生する巨大ロボット。合体コードは「バルディオス、チャージ・アップ!」、分離時には「チャージオフ」の掛け声が用いられる。S-1星からマリンが持ち込んだ亜空間航行機パルサバーンを、クインシュタイン博士が地球側の技術で改造し、バルディ・プライズとキャタレンジャーとの合体を可能にした。物語序盤において、地球側で唯一、亜空間への突入と帰還を行えるメカである。

    パルサバーンは合体後に胴体、頭部、両腕を構成し、バルディ・プライズが右脚、キャタレンジャーが左脚を形成する。透明円盤とのすれ違いや、殴るだけで敵を破壊したり、わずか数十秒で巨大メカを撃破するなど、圧倒的な戦闘力を誇る。亜空間内での滞在は最大で5分とされ、滞在中の正確な位置は本部から把握できず、帰還時にどこに出現するかは予測できない。そのため初めての帰還時には、基地前に出現して大型メインディスプレイを破壊する事態となった。

    操縦はマリンが主に担当し、オリバーと雷太がアシストする形を取っている。合体や亜空間への突入には、マリンの操縦が不可欠である。パワーアップ後はマリンのサイコ・エネルギーで稼働する設定となり、一時は操縦桿を使わずにマリンの動きをトレースする形で戦っていたが、以降は通常通り操縦桿で操作されていた。

    テレビシリーズでは第4話から登場し、第38話でキャタレンジャーが破壊されたため、以降は登場しなくなった。第18話では第二ブルーフィクサー基地において新型のバルディプライズとキャタレンジャーが開発中であったことが明かされるが、基地ごと破壊されたため詳細は不明となっている。

    通常は空中を飛行して移動するが、第24話では戦闘で大破した際に地上を歩いて基地へ戻る描写もある。また、初戦闘が水中でのビッグオクト戦だったことから、水中戦も比較的得意とされている。

  • パルサバーン(パルサ・バーン)

    • Weight400 t
    • Pilotマリン・レイガン

    全長 50m。

    物語のほぼ全編に登場する宇宙戦闘機。レイガン博士によって開発され、S-1星の科学技術が凝縮された機体で、亜空間を航行する能力を持つ。動力源はパルサ・ビーム。基本的には単座機だが、コクピットには広いスペースが確保されており、救助者や捕虜を収容することも可能。

    第4話にてクィンシュタイン博士の改造を受け、ニュー・パルサバーンへと強化され、同時にバルディオスへの合体機能も付加された。バルディオスでは腰から上を形成する。改造後も呼称はパルサバーンのまま使用されている。

    亜空間航行や合体にはマリンの操縦、または存在そのものが不可欠とされており、劇場版ではマリンの代わりに搭乗したデビットが合体に失敗する場面が描かれている。クィンシュタイン博士によるこの機体の解析により、地球側のメカ技術も大きく進化した。

  • バルディプライズ(バルディ・プライズ)

    • Pilotジャック・オリバー

    通称「原子力空母」。BFSが最初に開発した戦闘メカで、海上において最大の性能を発揮するよう設計されているが、宇宙空間や空中でも戦闘が可能。広々とした複座式コクピットを備え、前線では指揮所の役割も果たす。

    物語序盤では月面でマリンとパルサバーンを発見し、地球へ移送した。第4話ではキャタレンジャーと共に改造を受け、バルディオスへの合体が可能となる。パイロットはジャック・オリバーで、合体後はバルディオスの右脚を構成する。

  • キャタレンジャー

    • Weight250 t
    • Pilot北斗雷太

    全長 25m。

    戦車に似たフォルムを持つBFSの陸戦用メカで、操縦者の操作情報を事前に登録できる「プリセットシステム」を採用しているため、3大メカの中で最も扱いやすい設計となっている。パイロットは北斗雷太。無限軌道(クローラ)を装備しており、陸上戦はもちろん、空中、宇宙、海中でも戦闘可能な万能機体である。

    合体時にはバルディオスの左脚を構成する。テレビ版では第38話にてスピリットガットラーIIの激しい攻撃を受け大破し、雷太と共に大気圏で燃え尽きた。