ガバール星から脱走してきたメカ開発研究所所長ナバロン(地球名:梅本)が設計し、地球の三葉工業で建造された唯一のスーパーロボットである。ワンオフモデルとして開発されたこの機体は、他の地球製ロボットと比べても圧倒的に優れた性能を誇っているとされている。
全高は57メートル、重量777トン、出力は5700万馬力、大気圏内ではマッハ7.7の速度で飛行可能。
当初はロボット帝国の合金「ガーバルニウム」で作られていたが、後のメンテナンスや修理、部品交換により、多くの部分が地球製の鋼鉄に置き換えられている。劇中では、宇宙パトロール艇や純地球製の巨大ロボットを一撃で撃破する攻撃を受けても平然としており、地球メカの中でも最高レベルの防御力を持っている描写が多く見られる。
通常は児童公園の地下に頭部を地上に露出させた状態で格納されており、発進時には郁恵の「毎度お騒がせして申し訳ございません。ただいまよりトライダー、発進いたします。危険ですから白線の外までお下がりください」というアナウンスが流れる。住民の退避後、公園の地面が左右に開き、安全確認の後にトライダーが発進する。出動後には頭部の空いた部分に噴水が現れる。35話以降の発進シーンでは、「Fortran」という文字が表示されたモニター画面が追加されており、全体の表示は「SR 0A FORTRAN Transfer-2 CODE by Microsoft」となっている。
基本形態であるG7に加えて、6つの変形パターンを持っている。竹尾ゼネラルカンパニーでのトライダーの活躍により他社からも注文があったが、その時点でナバロンが消息不明となっていたため、同社にある1体のみが残された。
なお、子供が操作することを想定して設計されていないため、主人公のワッ太が両手を使ってレバーを操作するシーンが多く描かれている。