型式番号:GNY-001
エクシアのプロトタイプにあたる機体で、その名称はタロットカードに登場する「正義の女神(アストレア)」に由来している。Oガンダムの汎用性を受け継いだ試験機であり、ガンダムの各種装備のテストを目的として開発された。エクシアの系列に属するが、格闘戦を主とする機体ではない。
型式番号:GNY-002
タロットカードの「星(水をくむ女神)」をモチーフにした機体で、センサー機能に特化したガンダムである。全身に多種多様なセンサーを内蔵しており、主に観測やデータ収集を目的として設計されている。あくまでテスト機として開発されたため、戦闘は想定されておらず、防御力や攻撃力はほとんど備えていない。この機体で収集されたデータをもとに、後のデュナメスが開発された。
型式番号:GNY-003
キュリオスのプロトタイプ機であり、完全な人型に変形しない点がキュリオスとの最大の違いとなっている。変形後の人型に近いフォルムの頭部はガンダムヘッドではなく、実際のガンダムヘッドは機首部に隠されている。推進方式はGNバーニアとプラズマを切り替えて使用できる構造となっている。
型式番号:GN-005/PH
ナドレの存在を秘匿するヴァーチェに対して用意された、もうひとつの選択肢となるプランであり、物理攻撃に特化したタイプは「フィジカル(物理的)」と呼ばれる。これに対し、採用されたビーム兵器を中心とする機体は「パーティクル(粒子)」と分類される。いずれのタイプも対モビルスーツ戦ではなく、要塞や艦隊などへの砲撃戦を想定して設計されており、これはナドレを最前線に出さず温存するための措置でもあった。