型式番号:GNY-004
この機体は、タロットカードの「審判(冥王星)」から名付けられたもので、その名が示す通り、「復活」や「変化」といったテーマに沿った特性を備えている。
「004」の機体番号を持ち、ナドレおよびヴァーチェのプロトタイプに相当する存在であり、後の機体開発において重要な役割を果たす原型機である。
型式番号:GNY-002F
この機体は、デュナメスのプロトタイプをフェレシュテが独自に改良したものである。
優れたセンサー機能はそのまま維持されており、実戦投入に耐えうるよう、防御力と攻撃力が強化されている。元々ゼロに等しかった戦闘性能が底上げされたとはいえ、依然として他のガンダムに比べると戦闘向きとは言い難い機体である。
型式番号:GNY-003F
本機はキュリオスのプロトタイプにあたるモビルスーツであり、完全な人型形態へは変形しないという点が、キュリオスとの最大の違いである。
変形後の人型に近い部分には頭部らしき構造が存在するが、実際のガンダムヘッドは機首部に隠されている仕様となっている。
また、推進機構としてはGNバーニアとプラズマ推進の切り替えが可能であり、状況に応じた高い機動性能を発揮できるよう設計されている。
型式番号:GNY-001F
本機は、エクシアのプロトタイプにあたるモビルスーツで、その名はタロットカードの「正義の女神(アストレア)」に由来している。
15年前に開発されたテスト機をフェレシュテが改良し、現在の形に至っている。機体には活動の秘匿性を重視した仕様が施されており、外観からガンダムと識別されないよう、頭部にはセンサーマスクが装着されている。