機体リスト

闘神機ジーズフレーム

型式番号：AG-08

中国・三星堆遺跡にて発掘された8体目のG'sフレーム。他のG'sフレームに比して小型の人型で、胸部の透明部分に搭乗者スペースがあり、搭乗者は機体と一体化し、自らの動く通りに挙動する。両眼と両腕など機体各所にDGエネルギーによる光線照射砲が搭載されている。小型の機体であるため積載できるDGエネルギー総量は少ないものの、ネルガルが石化爆縮する際に放出されるDGエネルギーを吸収する機能が備わっており、継戦能力は高い。

当初は発掘途上であったが、ネルガルによるセブンストーンシティ襲撃と同時に起動。セブンストーンシティに到着後、麗香を友人の美咲とともに機体に乗せ、ネルガルを一掃する。しかしその後は麗香を含めAG部隊の誰も起動させることができなかったが、ネルガルの再襲撃の際、麗香の強い意志に答える形で再起動する。

デザイン - 森木靖泰

型式番号：AG-08X

シェンノンとともに発掘された2機の非人型G'sフレーム・ニゥワとフーシーが合体する事で完成する。女性を彷彿とさせる外見のシェンノンとは対照的に、スーパーロボットのようなフォルムを持ち、男性的な声で自ら名乗りを上げる。機体背面のパーツと脚部から射出される棒状のパーツを合体させることで形成される刀耕火耨（とうこうかどう）を武器とし、目標はおろか周辺一帯を消滅させる強力な一撃を放つ。

デザイン - 森木靖泰

型式番号：AG-06

メキシコ・ユカタン半島のチチェン・イッツァ遺跡にて発掘された6体目のG'sフレーム。有翼で下半身が蛇の異形の機体。両翼と尾部に高出力DGビーム砲を搭載した重攻撃型であり、飛行時にはとぐろを巻いた円盤状となる。大気圏内では周囲の電荷を操作することで気象操作も可能とされている。

型式番号：AG-07

サウジアラビア・マダイン・サーレハ遺跡にて発掘された7体目のG'sフレーム。4足歩行の人馬型で、直線とブロックを組み合わせた角ばった外観が特徴。高出力スラスターとバーニアによる高機動戦闘を得意とする一方、DG被膜（バリアー）を搭載し、高い防御力を誇る。また、光学迷彩やネルガルに対する欺瞞能力も備える。腕部には遠距離攻撃用の弓状装備があり、近接戦闘ではDG被膜を打根状に収束させて弭槍（はずやり）のような直接攻撃も可能で、多彩な応用が可能な機体である。

型式番号：AG-03

インド・カンベイ湾海底遺跡にて発掘された3体目のG'sフレーム。機体本体の全高をはるかに超える巨大な翼を持つ女性型G'sフレームで、高機動モードの鳥人形態と防御モードの卵形態を使い分ける。搭乗者独自のプログラムでDGエネルギーを操作可能で、様々な「特殊奏法」が開発されている。しかし、その自由度は解析不能であり、機体の最大スペックも未だ謎に包まれている。

デザイン - 鈴木勘太

型式番号：AG-01

アルジェリア・タッシリ・ナジェール遺跡にて発掘された最初のG'sフレーム。劇中では「白い巨人」と呼ばれている。GSエネルギーを単独で生成する能力を持ち、生成したエネルギーをビームとして照射することが可能。本来は惑星開発用の作業機で、攻撃能力もエネルギー補給機能を応用したものである。

連合歴119年の「119火星防衛戦」にてネルガルを一掃し、以降地球防衛の要として活躍していたが、トロヤ宙域での決戦で出撃不能となり、現在は戦力外。アトラハーシスのコアとして転用されている。火星マリネリス渓谷にあるニビル人の遺跡には、同型機と思われる複数の残骸が埋もれている。

デザイン - 石垣純哉

型式番号：AG-04

トルコ南東部・ギョベックリ・テペ遺跡から発掘された4体目のG'sフレーム。黒い獣人型の機体で、木星「トロヤ群戦役」の戦闘によりパイロット共々未帰還となる。

デザイン - 石垣純哉