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機体リスト
ガン×ソード

共收録 11 台の機体。
  • ダン・オブ・サーズデイ

    • Height24.8 m
    • Pilotヴァン

    ヴァンが搭乗する木曜日の名を冠するオリジナル7の一体。通称「ダン」。

    ヴァンが帽子のリングに指を通して帽子を180度動かし[1]、剣でVの字に切る動作をすると呼び出すことができ、呼び寄せると衛星軌道上にあるサテライトベースから巨大な刀の形態で現れる。またエネルギーが切れる直前になるとオートで刀形態に戻って帰還する。操縦方法は、ヴァンの持つ蛮刀をコクピットに刺すとG-ER流体が覆い、それにヴァン自身の生体電流を介して行う。

    ヴァンはダンについてちゃんと学ぶ前に託されているのでまともに仕組みを理解しておらず、中盤までは多くの機能が使えない状態にあり、終盤でヴァンがオーバーヒート解消とダンの修理を同時に行うために搭乗したままサテライトベースに帰還した際は、ベースから出る方法が分からずに立ち往生する羽目になった。

    モチーフは蛮刀で、戦法も剣術による接近戦が主。刀は背中の鞘に収納されており、大刀と小刀に分離することが可能。また終盤で、刀形態による突進攻撃も繰り出した。オリジナル7の標準機で、バランスの取れた汎用性の高い能力を持つが、その反面突出した能力を持たないため搭乗者の技量が問われやすい機体である。

    当初はエレナ、ガドヴェド・ガオードらによって研究・調整されていたが、カギ爪の男による事件の際にヴァンが正式なパイロットとなり、オリジナル7でありながらカギ爪の男に敵対する「欠番」となった。ヴァンの肉体は改造によってダンとリンクしており、一定期間ダンに乗らないとオーバーヒートを起こして死んでしまう。後半にサテライトベースを破壊された際には、ディアブロ・オブ・マンデイのベースを使用し回復した。ちなみにこのベースもサウダーデ・オブ・サンデイに破壊されたが、決戦後にジョシュア・ラングレンが、別のオリジナル7のベースを使用出来るよう調整を行った為、エピローグでもダンは健在であることが分かる。

    デザインモチーフは、特撮番組『ミラーマン』の主人公・ミラーマン。

  • ヴォルケイン

    • Height21.9 m
    • Pilotレイ・ラングレン

    レイの妻のシノが設計を担当したその形見とも言うべきヨロイで、普段はドリル型の移動基地「ジングウ」で地中を移動する。重火器が豊富で射撃の威力は凄まじく、ダンと互角の能力をもつ。ヨロイの中では珍しく光学兵器[1]を所持しているほか、地熱エネルギーを使用し、地中では半永久的に活動できる。レイの「サンクションズチャージ(制裁突撃)」という言葉と共に起動する。

    サウダーデ・オブ・サンデイを撃ち落とそうとしたがファサリナとダリア・オブ・ウェンズデイの妨害で腕を破壊され大ダメージを受ける。その後レイがジョシュアとユキコの必死の説得を聞き入れ、ジョシュアの手伝いでヴォルケイン改に修復した。

    カギ爪の男との決戦後、大破して沈んだ機体は、ジョシュアの手でサルベージが行われている。

  • エルドラソウル

    • Height57 m
    • Weight550 t
    • Pilotネロ, ホセ, バリヨ, カルロス

    正式名称「鉄拳制裁エルドラソウル」。改心したブッチが、その科学技術の粋を尽くしてエルドラVを改造・強化した機体である。

    大幅な合理化・軽量化を果たしているが、その最大の特色はレプリカとして初めてG-ER流体を駆動系に使用したことで、「驚愕の」二足歩行が可能になっている(ブラウニーやヴォルケインら他のレプリカ機は足裏のローラーなどの手段で移動している)。

    パワーもレプリカどころかオリジナル7をも上回り、ヴォルケイン(ヴォルケイン改)と並ぶ最強クラスのレプリカ機。その威力は正しく「金色の破壊神」と呼ぶにふさわしい。

    デザインはエルドラVの原形をほぼ留めているが、二足歩行機能の実現のために各関節部分が他のヨロイにも見られるチューブ状のパーツで構成された物に換装されている他、腰アーマーの大型化やボディガンダーの尾翼にあたるパーツの排除など、部分的にディテールが変更されている。左腕には追加武装として「エルドラブロック」という盾が装備され、翼にも折り畳み機構が追加された。内部構造も大幅に変更されており、ボンバディーロのような内蔵火器や腕部の放熱機構も廃され、流体を利用してエルドラブロックをヨーヨーのように使う以外は単純にパワーを活かした近接格闘のみで戦う。

    しかしパワーアップの代償として(ブッチ曰く「非合理的」な)合体システムをオミットされてしまい、特にネロが大いに不満がった。また、内部構造が複雑化した分、整備も面倒になってしまった旨が本編で言及されている。

    相変わらずネロ達が無駄に派手で大仰な戦い方をするせいで燃費が悪い。ついでにパロディの悪ノリ具合にも拍車がかかっており、初戦闘の際にはどこぞやの勇者特急の如き長い前口上を述べていた。

    ブッチエンジンの出力を全開にすると機体が黄金に輝く「エルドラソウル・アルティメットモード」に変化するが、これは単にフルパワーによる余熱で塗装が剥がれ、地色が露出しただけである。初戦闘時にいきなりこの姿になって戦った後、ネロ達が酒を飲んで寝てしまったのでそのまま放置され、以後塗り直されることなくカギ爪の男の集団と戦った。

  • ブラウニー

    • Height20.5 m
    • Pilotプリシラ

    プリシラが亡きシスターから受け継いだピンクのネコのようなフォルムを持つヨロイ。

    ブラウニーは二足歩行をしているように見えるが、実は足の先端部分に付いているローラーにて動いている。それとMOS(マスターオペレーティングシステム)と呼ばれる、モビルファイターやダイモスと同じく操縦者の動作をそのままヨロイにフィードバックするという操縦システムにより、一般的なヨロイとは一線を画した機動力・運動性・柔軟性を誇り、パイロットの高い操縦技量も併せてオリジナル7のヨロイとも互角に渡り合えるポテンシャルを秘めている。初登場時は追加装甲を身に着けていたが、ヴァンとの対戦中に機動性を重視したためかパージされ、以降使用されていない。スパロボでもこの状態は未登場となっている。

    なお、パイロットスーツは露出が多くコネクタは臀部にあり、非常に煽情的なデザインとなっている。

    「結晶体」と呼ばれる物質が搭載されているため情報処理能力に優れていて、バースデイのガーディアン・カーテンを解除した。ただ総合的な攻撃力は低めで、多対一の戦闘には向かないという欠点を抱えている。後にヴァン一行に合流し、エルドラソウルと共にカギ爪の男の集団と激闘を繰り広げた。

  • サウダーデ・オブ・サンデイ

    • Height26.8 m
    • Pilotミハエル・ギャレット

    ミハエル・ギャレットが搭乗する日曜日の名を冠する新生オリジナル7の一体。モチーフは銃剣。調整を担当したムッターカ曰く「スペシャル」、カギ爪の男曰く「最高の仕事」らしい。

    元々オリジナル7の中でも特別な機体で、プリズン・プラネット・デストロイヤーにアクセスする端末としての機能を持つ。それに伴い、月への移動のためにつけられた飛行能力が最大の特徴であり、戦闘時には強力な武器となる。その他、カギ爪の組織によって付与された光学兵器を扱う。過去に何かが起こりサテライトベースの一部分(ヨロイ格納部分のみ。通称「棺」)ごと海底に沈んでいた。ヴァン一行は何も知らなかったとはいえ、サテライトベースのサルベージに協力することになった。

    上述の端末機能から幸せの時の切り札となり、宇宙に飛び立ってプリズン・プラネット・デストロイヤーを起動させた。宇宙から帰還後のダン・オブ・サーズデイとの戦いで敗北し戦闘不能となった。

  • ディアブロ・オブ・マンデイ

    • Height21.7 m
    • Pilotガドヴェド・ガオード

    ガドヴェド・ガオードが搭乗する月曜日の名を冠するオリジナル7の一体で、斧がモチーフ。

    標準機であるダン・オブ・サーズデイをベースに装甲と出力を強化した機体で、圧倒的なパワーを誇る。その分機動力は犠牲になっているが、ガドヴェドの技術もあってか戦闘能力は非常に高い。他のオリジナルと違い追加武装は存在しない。

    ゾネットにおいてヴァンの駆るダン・オブ・サーズデイと対決。死闘の末敗北し、G-ER流体を失い機能停止した。

    上述のようにダンに型が近いようで、ダンの修理にディアブロのサテライトベースが使用された。

  • メッツァ・オブ・チューズデイ

    • Height29.2 m
    • Pilotウィリアム・ウィル・ウー

    ウィリアム・ウィル・ウーが搭乗する火曜日の名を冠するネオオリジナル7の一体で、レイピアがモチーフ。

    細身のフォルムで、ディアブロ・オブ・マンデイとは逆にスピードを重視して設計された機体。またカギ爪の男の組織によって追加された光学兵器も使用する。

    ヴァンとダン・オブ・サーズデイに一度は勝利するが、二度目の戦闘で肩から切られて爆発・大破した。

  • ダリア・オブ・ウェンズデイ

    • Height31 m
    • Pilotファサリナ

    ファサリナが搭乗する水曜日の名を冠するオリジナル7の一体で、三節棍がモチーフ。

    女性的なフォルムを持ち、植物のような意匠が見られる(ちなみに「ダリア」もキク科ダリア属の多年生草本植物の総称である)。またG-ER流体によるトリモチ攻撃や触手、光学迷彩など特殊な武装を持っており、他のオリジナル7とは一線を画す機体である。これはこの機体が本来は反乱を起こした囚人の捕獲を目的として作られたことによる。モチーフの武器が唯一刃物ではないのもそのため(羽根の部分に付加されている光学兵器はカギ爪の男の組織によって後付けされたものである)。

    操縦には他のオリジナルと同じく、モチーフである三節棍型のデバイスを使うが、ファサリナの動きもあいまってどう見てもポールダンスにしか見えない。

    ヴォルケインとの戦闘で敗北。機体は中破し戦闘不能になった。

  • シン・オブ・フライデイ

    • Height25 m
    • Pilotカロッサ

    カロッサが搭乗する金曜日の名を冠するオリジナル7の一体でトンファーがモチーフ。

    恐竜型でセン・オブ・サタデイと合体機能を持つ。

    第14話で登場し、第19話で合体形態のセン・オブ・サタデイが破壊されたことで、メリッサを失ったカロッサの突撃をヴォルケインに狙撃され破壊された。

  • セン・オブ・サタデイ

    • Height25 m
    • Pilotメリッサ

    メリッサが搭乗する土曜日の名を冠するオリジナル7の一体でチャクラムがモチーフ。

    オリジナル7のヨロイの中では最小の大きさを持つ人型でシン・オブ・フライデイと合体機能を持つ。

    第14話で登場、第19話の人工トンネル内の通気口で交戦するが、カロッサを庇って合体形態のセン・オブ・サタデイが発生した電磁シールドをヴォルケインに突破され機体は破壊、メリッサも力尽きた。

  • バースデイ

    • Pilotカギ爪の男

    「幸せの時」の為に作成されたヨロイ。カギ爪の男が搭乗し、オリジナル7を凌駕する力を持つ。

    そのサイズはかなりの大きさで、ダン・オブ・サーズデイより遥かに大きく、エルドラソウルですら五分の一にも満たない。月を惑星エンドレス・イリュージョンにG-ER流体で繋ぎ止める役割を持つ。ダン・オブ・サーズデイの「神は裁き」を片手で止める力を持ち、そのまま奪って逆に叩きつける等の強さを見せる。

    「幸せの時」完遂の暁には本機はそのままモニュメントとなる予定だった。同時に死を迎えるカギ爪の男の棺でもあったが、ヴァンに機体の外で引導を渡されたことによって、その役割を果たすことは無かった。