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機体リスト
アイドルマスター XENOGLOSSIA

共收録 6 台の機体。
  • インベル

    • Height38.83 m
    • Weight232.27 t
    • Pilot如月千早, 天海春香

    ジャパンアイドルマスター課に配備されているiDOL「インベル」。16年間閉鎖された第七格納庫に収納されていたが、春香の声に反応して起動した。マスターは天海春香。竣工時のパネルから、復興暦70年(物語の37年前)に完成したとみられる。

    春香以外には起動させることはできず、伊織や真によって度々起動テストが行われていたが、一度も起動しなかった。しかし、春香のために無人で起動することもあり、春香を写した画像を集めている。春香がアイドルマスターのオーディションを受けている頃から春香の姿を撮影しており、春香に特別な思い入れがある。一方、千早はこのインベルに対し、ただならぬ執着心を持っている。

    なお、エンディングの全裸で回転する春香はインベルの妄想であり、背景の光る模様はインベルの目という設定がWEBラジオにて明かされている。過去のマスターは如月千早。16年前に千早がインベルを連れてトゥリアビータへ移ろうとしたが、それをきっかけに起動しなくなった。

    千早の乗るヌービアムに敗れた後、春香と不仲になったが、「16年待ったのにそれでいいのか」と問いただす伊織に反応して起動し、竹取町へ帰郷した春香を迎えにいった(この時無人で動いたのか伊織が動かしたのかは明確に描写されていない)。春香との絆を深めたものの、春香が芸能活動を始めてからはすれ違いが多くなり信頼関係が崩れてしまい、その結果、千早に奪取されてしまう。その間にトゥリアビータ本部基地で小型の核兵器に匹敵する威力の改良パーツ「ファウストシュラーク」(コラプサー)を装備され、第23話の東京攻撃ではその一撃で街を廃墟にしてしまった。

    同じ第23話でテンペスタースの声と春香の呼びかけに応え、千早を捨てて落下しそうになった春香を助け、そのままモンデンキントに帰還した。その後春香と共にトゥリアビータ本部に向かい、雪歩のヌービアムと交戦。この戦いで左腕をもぎ取られ、さらにヌービアムに粒子化した千早を撃ち込まれるが、千早を拒み排除。その直後ヌービアムの捨て身の盾によりウルトゥリウスの一撃を免れる。

    最終話にて、モンデンキント本部で完全修復されファウストシュラークを再装備し、アウリンを止めるべくネーブラ、ヒエムスと共に出撃。アウリンの差し向けたドロップを破壊し、ネーブラ、テンペスタース、ヒエムスの切り開いた道をたどりアウリン内部に侵入。春香のリボンを片方だけもらい、春香を乗せたコクピットを強制排除。最後の一撃をアウリンに叩き込み、自らも命を落とした。

    ボディーカラーは白と藍色だが、第8話にて律子らにより胸部が春香の好きな色であるピンク色に塗り替えられた(それに伴い、9話以降ではOPに登場するインベルもピンク色に替わっている)。なお千早に奪われている間(第20話から第23話)においては胸部の色も白に戻っている。名前は月の地名「雨の海」を意味する。

     

  • ネーブラ

    • Height37.9 m
    • Weight228.4 t
    • Pilot菊地真, 水瀬伊織

    ジャパンアイドルマスター課に配備されているiDOL「ネーブラ」。マスターは菊地真と水瀬伊織。多くのマスターの搭乗を許すものの、一度拒否したマスターは二度と受け付けないという傾向があり、源千佳子いわく「人見知りはしないけれど、ケンカすると怖いタイプ」。真が乗りエピメテウスに敗れると真には起動できなくなり、真はマスターの座を剥奪された。以降は伊織が専属のマスターとなる。以前はあずさがマスターだったが、7年前の暴走事故であずさも真同様に起動できなくなっている。一方で、同じく7年前に幼い伊織と偶然遭遇しており、今でも当時の伊織の画像を保存しているなど、伊織とは相思相愛の関係にあるようだ。

    後に「ツィードラート」(アンカーユニット)が追加装備された。インベルがトゥリアビータ本部に向かった際はツィードラートを4つ用意して伊織と共に誘導されたエピメテウスを迎撃し、窮地に陥るも真のヒエムスに助けられる。その際、伊織の意志とは無関係にヒエムスを一発殴ったが、伊織いわく「これでチャラ」らしい。迎撃中に右腕を失うが真の援護もあって最後まで戦い抜く。最終話にて、モンデンキント本部で完全修復されツィードラートを再装備し、さらにテンペスタースを腕にくくり付け、アウリンを止めるべくインベル、ヒエムスと共に出撃。アウリンの差し向けたドロップを破壊し、インベルのためにヒエムスと共に活路を切り開いた後に爆発。その際、伊織を乗せたコクピットを強制排除している。

    ボディーカラーは黄色とオレンジ。名前は月の地名「霧の沼」から取られている。

     

  • ヌービアム

    • Height41.61 m
    • Weight234.2 t
    • Pilot如月千早, 萩原 雪歩

    6年前の事件でトゥリアビータが唯一モンデンキントから奪取したiDOL「ヌービアム」。マスターは如月千早。千早がインベルを奪取した後は雪歩がマスターとなった。千早が雪歩を連れてきた時から雪歩を見ていたようである。後に「シュープボーラー」(ランチャー)が追加装備された。

    雪歩と共にトゥリアビータ基地で春香とインベルに対面し交戦、シュープボーラーで量子化した千早をインベルに撃ち込んだ。最後は自分の意志で起動し、インベルと雪歩を庇ってウルトゥリウスにコアを撃ち抜かれ完全に機能を停止、さらにコアはアウリンに吸収されてしまう。オリジナルの5体の中で最初に消滅したiDOLとなった(最初に「破壊された」のはテンペスタースであるが、「コア自体が消滅した」のはヌービアムが先)。

    ボディーカラーは黒と赤。名前は月の地名「雲の海」を意味する。

     

  • テンペスタース

    • Height46.35 m
    • Weight256.3 t
    • Pilot双海真美, 双海亜美

    7年前に起きた事件で行方不明になったiDOL「テンペスタース」。起動実験中に突如暴走し、マスターである双海真美と共に消失してしまった。トゥリアビータに拉致された双海亜美の前に突如出現し、雪歩の操縦するヌービアムと千早の操縦するインベルを退けた後、双海真美を亜美に託し自己犠牲同然の行動に出てウルトゥリウスを防ぎ、コアを残して消滅した。その後、モンデンキントによりコアは回収されコア単体で運用された。7年前の暴走は実験中に重傷を負った真美を治癒するためだった。

    テンペスタースは2体のiDOLを一蹴するほど戦闘力が高く、ファンネルのような浮遊砲台も装備している。さらに他のiDOLのコアに干渉し、その動きを止める波動やエピメテウスを引き寄せる波動を出すことが可能。最終話でネーブラの腕にくくり付けられ、アウリンへの活路を切り開いた。

    ボディーカラーは赤色。マスターは双海姉妹。

     

  • ヒエムス

    • Height40.87 m
    • Weight249.4 t
    • Pilot菊地真

    アイスランドにあるグリムス山に眠っていた最後の1体「ヒエムス」。隕石除去を行っている他のiDOLとは明らかに異なる細身のフォルムを持つ。4体のiDOLと共鳴し、その場に居たiDOL全ての機能を停止させた。

    本部の命令でアイスランド崩壊の恐れがありながらコアの回収作戦を遂行するが、人命を優先したジョセフの命令で回収は行なわれずリファによって回収された(アイスランド崩壊は春香とインベルによって防がれる)。マスターは菊地真。

    他のiDOL(エピメテウスは除く)と違い、対iDOL用として作られている(これは、ヒエムスのボディがトゥリアビータによって作成されたことによる。ほかのプロメテウスシリーズのボディ艤装はモンデンキントによるもの)。左手がニードルガンのような銃になっている。ネーブラを助けた際、今までのけじめとしてわざとネーブラに殴られるという、見た目と違い男らしい行動を見せた。また、あずさの死を予期して一人涙する真に対して自らの意志を見せ、真の「iDOLの心を認めることに対する迷い」を取り払った。

    最終話ではモンデンキントにて完全修復され、アウリンを止めるべくネーブラ、インベルと共に出撃。アウリンの差し向けたドロップを破壊し、最後はインベルのためにアウリンへの活路を切り開き爆発。その際に真を乗せたコクピットを強制排除している。

    ボディーカラーは白と金。名前の由来は月の地名「冬の湖」からとされる。

     

  • エピメテウス

    • Height31.63 m
    • Weight227.5 t

    カイエン・ロ・ウが提唱し開発していた人工的に作られた量産型iDOL「エピメテウス」。リファからの愛称は「エピちゃん」。圧倒的な性能で真が操るネーブラを翻弄した。全てのエピメテウスはマスターを必要とせず、人間の意志をデータ化した人工知能で起動しており、遠隔操作されている。そのため完全に破壊しない限り攻撃を続行する。

    オリジナルのiDOLと比べて耐久性にやや難がある。マニピュレーターが爪状になっており、腕をワイヤーで射出することができる。リファが操るエピメテウスは他のエピメテウスと比べて外装が異なっている。ボディーカラーは青。「エピメテウス」とはプロメテウスの弟のこと。

    大群をなしてトゥリアビータ本部に接近するインベルを迎え撃つが、テンペスタースの発する誘導波に引かれてモンデンキントを襲う。ネーブラとヒエムスのタッグに大半を撃墜された上、本部が消滅したためコントロールを失い全機が機能を停止した。