Hiver = フランス語で「冬」
ユミがテックセットする。ボルテッカの対消滅エネルギーをフィードバックして無限にボルテッカのエネルギーを高められる新兵器「リアクターボルテッカ」を唯一装備する。本来はテッカマンベスナーに装備されるはずが、フォーマット中の事故によりイーベルに装備されてしまった。最高の戦闘力を持つものの、ユミの精神力の弱さゆえに当初はその能力を発揮させられずにいた。テックランサーの形状は西洋の両刃剣に近い。
デッドエンドがテックセットする。地球製のシステムで戦闘フォーマットされたイーベル・ゾマー・ベスナーとは違い、前に侵攻してきたラダム側のシステムで戦闘フォーマットされているため、その能力は桁違いに高く、ユミたち三人がかりでも歯が立たない上、ブレードに瀕死の重傷を負わせる程の強さを持つ。
テックランサーは鞘が付いた大剣型で、鞘自体でも斬撃が可能である。また、ブレードのように柄の両端から刃を出した状態にすることもできる。
腕のブレスレットからリング状のショットを発射する事が可能なほか、肩部に反物質粒子・フェルミオンを吸収するシステムを装備しており、これによってボルテッカを無効化したり、吸収したボルテッカを撃ち返したりする能力を備えている。また、ボルテッカの発射機構を体内に持たず、テックランサーに盾状の専用ユニットを装備して発射するという独特のギミックを持っている。
通常の形態とは別に装甲を装着した形態を持ち、この状態の際はブラスターテッカマンに匹敵する戦闘能力を有している。