『超鋼戦紀キカイオー』(ちょうこうせんきキカイオー、欧米版タイトル:Tech Romancer)は、1998年9月24日にカプコンより稼動開始されたアーケード用対戦型格闘ゲームである。
このゲームは、3DCGで表現されたフィールド上で巨大ロボット同士(一部例外あり)の1対1の対決を行う形式で、攻撃手段には殴る蹴るの他に、ミサイル、爆弾、レーザー光線、火炎放射、剣、斧、ドリル、鉄球、無人随伴機による砲撃などが含まれる。また、登場するロボットたちのコンセプトとシナリオは、それぞれが主役として描かれ、従来のロボットアニメや特撮作品の要素を踏襲したものとなっている。
本作の企画と設定はスタジオぬえの河森正治が担当している。
ストーリーは、プレイヤーキャラクターとして選択可能な各ロボットのイメージに合わせたシナリオが用意されており、同じロボットでもストーリーによって設定や役回りが変化し、多彩な顔を見せる。一部例外を除き、常に主役ストーリーの設定通りではない。特に「魔法の国のポリンちゃん」のシナリオでは、あらゆるキャラクターがコミカルな役回りで登場する。また、途中には選択肢や勝利条件などによるシナリオ分岐が存在し、同じ機体でもストーリーが異なる場合がある。