本作のメインを飾る無変形の人型スーパーロボット、キカイオー。ストーリーごとに細かな違いはあるものの、主にジュンペイの父・轟守（マモル）と祖父・轟源三（ゲンゾウ）の二人が制作に関わっている。
キカイオーは非常に硬いオリハルコン合金とエネルギー源である「超次元機関」により、物理法則が通用しない空間を作り出すため、さらに頑丈さが増している。設定上、超次元機関に対する対抗手段を持たない限り、キカイオーを破壊することはできず、キカイオーが関わるストーリーではゴルディバス軍の唯一の脅威とされている。
攻撃手段には各種格闘攻撃のほか、腕を飛ばすパンチ、胸部からの熱光線、口から放射する竜巻などがある。ファイナルアタックでは、背部のウィングが合体変形した武器「覇王剣」を用い、「覇王剣・覇王雷鳴斬」で強力な一撃を繰り出す。
パイロットのジュンペイは私立富士美学園に通う16歳の高校生。正義感の強い熱血漢で、他のシナリオで脇役として登場する際もほぼ同様の性格だが、ボロン編ではポリンに振り回され、サオリに誤解される女運の悪い「特異点」として登場し、物語の中心人物となる。
