U.C.0096――。 連邦でもジオンでもない非公式の傭兵組織「アージェント・キール」は、連邦高官アザミ・メギッネの暗殺任務を請け負っていた。ジオンと内通するアザミの存在は公にはできず、連邦軍から極秘裏に依頼がなされた。 しかし、出撃直前に彼らの艦隊を襲撃したのは、なんと連邦軍のジェガン隊であった。裏切りとも思えるこの攻撃により、事態は混迷を極める。そんな中、アージェント・キールが密かに所有していた銀色のガンダムが、静かに宇宙へと放たれる。