遥か宇宙の彼方、ブラッチャール星からやって来た、暗黒エネルギーで構成された存在――ブラックエクスプレス、ドジラス、ウッカリーが地球に降り立つ。彼らは日本中を“真っ黒け”に染め上げる「ブラブラ大作戦」を計画していた(OVAでは地球征服を目論む悪戯として描かれる)。
しかしその動きを察知したヒカリアン星から、正義の光エネルギーで構成されたヒカリアン星人が追って地球に到来。地球上での活動に適応するため、両者は電力を得やすい新幹線などの鉄道車両をはじめ、自動車や機関車といった乗り物と融合する。中にはエンジンや蒸気機関によって自ら電力を発電できる者も存在する。
地上では、通常は線路を走って活動するが、必要に応じて変形し、地球で暮らしながら日々ヒカリアンの宿敵・シルバーエクスプレスとの戦いに挑む。
ヒカリアンたちの活動を支援するため、地球人が設立したのが「日本ヒカリアン鉄道(JHR)」という鉄道会社。ヒカリアンたちは、普段は他の新幹線や電車に紛れて旅客輸送業務に従事しながら、地球の平和を守るため戦っている。