太正十九年(1930年)、帝都・東京で「降魔大戦」と呼ばれる戦いが勃発。この戦いに参加した帝都、巴里、紐育の華撃団は、自分たちの消滅と引き換えに世界を救いました。
その後、降魔大戦での功績により、華撃団による都市防衛構想が世界中に認められ、「世界華撃団連盟(WLOF)」が設立されます。これにより、世界各都市で華撃団が誕生し、各国の華撃団は2年に1度開催されるWLOFが主催する「華撃団競技会」で歌劇と戦闘の技術を競い合い、人々はこれを「世界華撃団大戦」と呼び熱狂していきました。
降魔大戦から10年後の太正二十九年(1940年)。帝都では新たな帝国華撃団が結成され、世界華撃団大戦での勝利を目指して活動を開始します。しかし、再び世界中に降魔が現れ、さらに正体不明の敵も登場し、「平和の祭典」は「世界の命運をかけた戦い」へと変わっていきます。