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霊子戦闘機・試製桜武 (天宮さくら機)

霊子戦闘機・試製桜武 (天宮さくら機)

神崎重工が開発した世界初の霊子戦闘機で、1機のみが試作された。「桜武」の名は、かつて神崎重工が製作した初の霊子甲冑に由来します。三式光武を失ったさくらの乗機として配備され、「幻庵事件」の解決に大きく貢献しました。

この機体は新設計のフレームと装甲を採用し、搭載された2基の霊子過給器によって非常に高い出力を発揮しました。しかし、その代償として搭乗者の霊力消費も激しく、真宮寺さくらでさえも短時間の活動が限界でした。この運用難度の高さから発展性に乏しく、開発は一時凍結されましたが、司馬令士の手によってアンシャール鋼製の外装に換装されるなどの改良が加えられ、開発当時よりもややマイルドな仕様に調整されています。

武装は三式光武から引き継がれた「太刀」で、必殺攻撃は、練り上げた剣気で敵に千の衝撃を与える「天剣・千本桜(てんけん・せんぼんざくら)」です。

「幻庵事件」後、修復が終わった無限と入れ替わりで再度封印されましたが、『the Animation』の終盤で無限と三式光武・改が相次いで大破・行動不能となったため、兄弟機の天神とともに再配備されました。

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