地上から戦争が無くなり、一切の兵器の所有が禁じられた未来。そんな平和な地球に、地上げをもくろむ悪の宇宙人「宇宙不動産」(宇宙シンジケートの一部門)のドーサンが侵略を開始します。彼らが送り込んだ巨大ロボット「アーモロボイド」によって都市が次々と破壊され、警察も無力でした。そんな時、颯爽と現れた謎のロボット「ガラット」が、圧倒的な強さで侵略者を蹴散らしていきます。
ガラットを操るのは正義の宇宙人……というのは表向きの話で、実はこのロボットは、マイケル少年が通学用に使っていた乗用ロボット「ジャンブー」を、キウイ博士が(強引に)改造したものです。キウイ博士は、兵器の所有がバレると罰せられるという理由で、マイケルに正体を隠すよう言い含めます。そして、自らは宇宙人との仲介役を装い、警察から金をせしめようとたくらんでいました。
こうして、ジャンブーとマイケル、ガラット2号「パティーグ」に乗る少女パティ、ガラット3号「カミーグ」を操る青年カミルは、地球の平和を守るため、そして(本人たちは知らないが)キウイ博士を儲けさせるため、悪の宇宙人たちと戦う日々が始まるのです。