マイケルの通学用ロボット兼お目付け役は、身長140cmの小柄なロボットです。ボディの色は白、赤、青のトリコロールで、まじめで頑固な性格を持っています。旧式のため、オーバーヒートすると体が非常に熱くなり、マイケルの靴が燃えるほどになることもあります。パティーグとは相思相愛の関係です。
「気張りポーズ! みなぎる〜!」または「ほ〜と〜ば〜し〜る〜!」の掛け声とともに、ジャンブーは巨大化し「ジャンブー・クルット」になります。このクルット形態では、身長が6.1mに達し、専用武器として「バンザイ剣」を使用します。クルット形態時には、「グチャグチャやったる!」や「グチャグチャ命〜!」といった叫び声を頻繁に発します。
ジャンブーの改造は、膨張超合金製の改造部品によって施されましたが、この部品はランナーの枠に繋がれたプラモデルのパーツのような形状をしており、キウイ博士がレーザーニッパーと接着剤を使って改造作業を行いました。
ジャンブー・クルットから上下逆転(後転)して変形することで、ヒーローロボット(スーパーロボット)風の外見をした「ジャンブー・ガラット」になります。ガラット形態では、身長が9.8mに達し、変形武器「ガラット・アームド・バリアンティ」を使用します。この武器は、ガラットディバイダー(ビーム剣)、ガラットブラスター(熱線銃)、ガラットジャベリン(槍)に多段変形する多機能な武器です。
ガラット3体のデザインは、大河原邦男が手がけたものですが、この作品は放送が急遽決まったため、作り込む時間が限られていました。その結果、ガラット形態時の顔に関しては、企画スタッフに丸投げされた部分もあると言われています。
クルット時は身長5.5m、「ほとばしポーズ!」または「ほとばしりますワ!」の掛け声で巨大化しパティーグ・クルットになる。専用武器は「やったねトンカチ(トンカチの両打面に「チョキ」のイラストが描かれている)」で、一人称が「わらわ」になる。
上下逆転(側転)でリアルロボット風の外見をしたパティーグ・ガラットに変形。ガラット時は身長9m。変形武器「パティーグ・アームド・バリアンティ」を使用。パティーグスライサー(ビーム剣)、パティーグショット(ビーム銃)、パティーグボーガン(矢状のエネルギーを発射するクロスボウ)に多段変形する。
決定稿では女性型ロボットらしいスマートさを備えたデザインであるが、設定作業の段階ではカミーグ・ガラット並みに男性的なフォルムのデザインも存在しており、当時のアニメ誌にもラフデザインが掲載されていた。
「いきりポーズ!」または「いきりたつ〜!」の掛け声で巨大化しカミーグ・クルットになる。クルット時は身長5.3m。専用武器は「きりふだスティック」。
クルット形態およびガラット形態時のコックピット・システムには、「コスミック・スタビライザー・システム」が採用されている。ボディ中央部に球形の空間が存在し、その内部にコックピット・ブロックが浮いた状態で内蔵されている。浮く原理は不明。これにより、ロボットがどのような体勢の時でもパイロットは常に平衡を維持し、さらに外部から受けた衝撃がパイロットに伝わるのを緩和するショックアブソーバーとしての役割も果たす。これは3体共通である。
脚部とバックパックとが入れ替わることで上記のパティーグ・ガラット同様、リアルロボット風の外見をしたカミーグ・ガラットに変形。ガラット時は身長8.8m。変形武器「カミーグ・アームド・バリアンティ」を使用。AパーツとBパーツで構成され、Aパーツはシャフト & チェーン(なぎなたと鎖分銅)、ライフル(長射程ビーム銃)に多段変形する。また、AパーツにBパーツ(弾倉)を合体させてバズソーカノン(バズーカ)になる。なおシャフト&チェーンのチェーン部分とライフルは本編未使用。
カミーグ・ガラットの顔はバイファムを彷彿とさせるデザインに仕上がっている。