
- Workガンダム Gのレコンギスタ
- Height17.5 m
- Weight52.3 t
- Pilotラライヤ・アクパール, ノレド・ナグ, ノベル
型式番号:VGMM-Gf10
ビーナス・グロゥブのジット・ラボラトリィで開発されたG系統の最新鋭MS。モノアイ・センサーと、メイン・スラスターを兼ねる大型のスカート・ファンネル3基が特徴。G-セルフと同様「ユニバーサル・スタンダード」の機体で非戦闘員でも比較的容易に操縦できる。実機テスト段階であったため、各種オペレーティングやチェック用に3人分の座席を備えたコックピットになっている。だがテスト段階とはいえ、最終確認を残すのみであったため、機体そのものは完成している。
武装は左腰部に装備する2本のビーム・サーベルと、6門のビーム砲とメガ・キャノンを備えた遠隔無線誘導兵器のスカート・ファンネル3基。3基のスカート・ファンネルは遠隔操作できるビーム砲としてのオールレンジ攻撃だけでなく、機体前方に三角錐のように展開することでバリアにもでき、錐の要領で高い突破力を発揮する。他にメガ・キャノンなどの砲口からビーム刃を展開して斬撃武装としても用いることが可能で、第25話ではジャスティマの高出力ビーム・サーベルと斬り結んでいる。機体本体に装着時にはスラスターも兼ねるなど、その用途は多岐にわたる。専用武装以外では、一般的なビーム・ライフルならば装備可能で、第25話では以前G-セルフが装備していたアメリア製のビーム・ライフルを右手に装備して出撃している。頭部には2門の砲口を備えており、第26話ではそこから信号弾を発射した。また、同じく第26話にて『∀ガンダム』に登場した「月光蝶システム」を発動する描写がある。これについて富野は「有用な技術だから継承・保全されてきた」ために当機体にも搭載されていたと発言している。劇場版第4部では、G-セルフがパージしたパーフェクトパックを一時的に装着した姿も描かれた(装着したのみで、武装を使用する場面は描かれていない)。
第21話でジット・ラボで試験・調整を行っていた機体を、マニィとノレドが奪いメガファウナへと持ち込んだ。第22話以降はメインパイロットをラライヤが務め、ノレド(とノベル)がナビゲーターとして同乗し、スカート・ファンネルのコントロールやナビゲートを担当した。