
- Work機動戦士ガンダム00V
- Height18.3 m
- Weight70.1 t
- Pilot刹那・F・セイエイ
型式番号:GNT-0000/FS
『00V戦記』に登場。GNソードVに先行して開発されていた専用武装「GNソードIVフルセイバー」を装備した姿。かつてのダブルオーのようにツインドライヴの同調に不具合が生じた場合の保険として、オーライザーのようなツインドライヴ安定稼動装置としての機能を兼ねて設計された。しかし、当初からツインドライヴ用に製造されたクアンタの太陽炉2基は安定稼働器なしでも同調に成功したため、実際には使用されなかった。
当初は純粋な戦闘兵器としての方向で設計が進められていたが、ツインドライヴの直列稼働が実現し、刹那が「対話のための機体」を望んだことから、劇場版の姿へと変更された。この装備を使用する場合はツインドライヴの直列稼働が不可能なため、「クアンタムシステム」の起動はできないが、その分戦闘能力に特化しており、高い殲滅力を有している。
ヴェーダのシミュレーションによると、単機で地球圏に飛来したELSの大群を1週間で壊滅させるという結果を出している。ただし、新たな敵の増援やパイロットのミスなどは考慮されておらず、データも最終防衛戦時のもので、全力で戦うELSが相手ではなかった点や、他のCBメンバーや連邦軍の支援が含まれていないことには留意が必要である。
この装備は背中の太陽炉に取り付けられた専用接続ユニットを介し、左肩のGNシールドとバランスを取る形で右肩に配置される。接続ユニットの基部には、従来の太陽炉機と同様のコーン型スラスターが装備されている。