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真武者頑駄無

真武者頑駄無
  • Workガンダム無双
  • Height18.18 m
  • Weight6 t
  • Pilotギム・ギンガナム, ヤザン・ゲーブル

2007年に発売されたPLAYSTATION 3用ゲーム『ガンダム無双』において、チーフプロデューサー堀内美康(バンダイナムコゲームス)の提案をもとに、オリジナルモードのボスキャラクターとしてリアル体型の「武者ガンダム」が登場した。その後、設定資料集『ガンダム無双アートワークス』やトレーディングカードゲーム『ガンダムウォー』において「真(しん)武者ガンダム」という正式名称が与えられた。

2008年に発売されたPlayStation 2用ゲーム『ガンダム無双 Special』、および2008年末に発売された続編『ガンダム無双2』では、再びカトキハジメがデザインを手掛けたティターンズカラーの「武者ガンダムMk-II」が「武者ガンダム」のパートナーとして登場している。

 

カトキハジメによる真武者ガンダムのデザインは、ノーマルガンダム(ガンダムVer.Ka)をモチーフにした赤・黒・白のカラーリングの武者姿という、「SD戦国伝」「モビルスーツ戦国伝」「武者烈伝」などのノーマルガンダムベースの武者ガンダムの基本デザインを踏襲している。しかし、肩当ての造形や甲冑の各部を走るパイプ状の意匠など、よりメカニックな解釈が多く織り込まれている点が特徴である。設定上はモビルスーツと同等のサイズを持つ謎の機動兵器とされており、自らの意思を持ち、パイロットを持たず自律機動するというSD版武者ガンダムに似た設定が与えられている。武士を彷彿とさせる古風な口調を用い、終盤のステージにボスとして登場。他作品のライバルにあたるパイロット達も武者ガンダムの力を利用するために立ちはだかる。『ガンダム無双2』ではパイロットが搭乗する設定が追加された。「武者ガンダム」の主なパイロットはギム・ギンガナム、ヤザン・ゲーブル、「武者ガンダムMk-II」のパイロットはカテジナ・ルース、プルツー。

2007年9月に『ガンダム無双』を原典として登場したが、漢字表記の「真武者頑駄無」として発売された「GUNDAM FIX FIGURATION」版では、コンパチブルモデルとしてガンダムVer.Kaをベースに各所のディテールアップが施された「モビルスーツ戦国伝」版武者頑駄無のリファイン版が公開されている。また、それよりやや早い時期にバンプレストからプライズ商品として「ガンダムシリーズ 騎馬武者伝 リアルタイプフィギュア」シリーズがリリースされており、「武者頑駄無」「武者精太」がラインアップされている。これらはそれぞれ「モビルスーツ戦国伝」版武者頑駄無および「リアルタイプ武者頑駄無鎧」版武者精太頑駄無のデザインを基にしており、新規デザインのアソート品「騎馬武者」と組み合わせることで乗馬状態および合体したケンタウロス形態が再現できるのが特徴である。

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