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アハヴァ・アジール

アハヴァ・アジール

型式番号:AMA-X4

マハラジャ・カーン記念研究院で開発されていた、ノイエ・ジールの直系発展機となるニュータイプ専用モビルアーマー (MA) 。のちにサイコフレームとして結実する、新たな精神感応技術のテストベッドであり、本機の開発で蓄積されたノウハウはα・アジールやシャンブロといったNT専用機に繋がっている。また、開発スタッフにはアルレットのみならずシャアも関与していたとされる。Iフィールド・ジェネレーターを装備するだけでなく、大火力のビーム兵器を複数装備しており、交戦したクァンタン・フェルモはその運用コンセプトを拠点強襲用と推察したといわれる。カラーリングは赤を基調に、一部が黒と黄色で塗り分けられている。

開発が開始された時期はグリプス戦役前後だが、「シャアの反乱」以降、ネオ・ジオンの瓦解によって長らくアクシズ内に放置されており、腕部が仮設のままなど、通常の運用にはとても耐えられない状態となっている。しかしアルレットはそれを知りつつも、クレヴェナールを迎撃するため、アクシズ表面に擱座していたサザビーから引き出したシャアのIDを用いて起動させる。そして、未完成の状態かつアルレットが本来パイロットではないことなどから、その戦闘力を十全に発揮することができず、クレヴェナールとの戦闘で大破する。

 

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