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光武二式(マリア機)

光武二式(マリア機)

副隊長・マリアの搭乗する遠距離狙撃機。

武装は大きく分けて2つ。右腕を構成する武装は20mm機関砲「ルスラン」と12mm機関銃2門を統合しユニット化したもの。ルスランは、巴里華撃団からの技術供与を受けて帝国華撃団工廠が開発したケースレス弾を使用しており、排莢口のオミットに成功している。ユニット下側にマガジンを装着する事で20発の装弾が可能。一方12mm機関銃は通常薬莢だが、装弾数は200発を誇る。この複合武装は、主に接近戦に持ち込まれた時や他機の援護時に使用される。

20mm狙撃ライフル「リュミドラ」は、左背面にアームによって連結されている本機のメイン武装。弾薬は通常弾だが弾頭に「霊子水晶弾頭」が用いられており、魔物に対して強力な破壊力を発揮する。また16発入りのマガジンはレシーバー上方に取り付ける方式なので、低姿勢時や匍匐射撃時の隠蔽性を高める効果がある。マリアの射撃の技術と相まって、遠距離攻撃においては無類の威力を発揮する。

そしてこれらの射撃武装を制御するため、本機の頭部には「サイトスコープユニット」が搭載されている。通常はカバーで保護されているが、射撃時にはスナイプカメラが展開、内部のアームが伸びてメインカメラの前にセットされることによって、光学的照準データを補正して射撃精度をより向上させることができる。

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