
『ケロロ軍曹』に登場する最初の合体ロボであり、いわゆる“1号ロボ”にあたる存在。初代ケロロロボたちが合体して構成され、右足をギロロ、左足をドロロ、右手をタママ、左手をクルル、胴体と司令塔を隊長ケロロが担当する(いずれも第三者視点での方向)。
各隊員がそれぞれ自分の担当部位を操縦するため、特に両足のギロロとドロロはケロロと共に呼吸を合わせて動かす必要があり、チームワークの重要性が問われる。だがこの構造が原因で、合体時のバランスは非常に不安定で、戦闘中によく崩れてしまうという弱点がある。
機体同士を変形させず、ほぼそのままの姿で合体するため、全体的にバランスが悪く、実戦では分離して戦った方が効率が良い場面も多いが、それでもなぜか合体を選ぶ傾向がある。
劇中では合体失敗やバランス崩壊が目立つものの、第185話ではドロロの忍術「一心同体」により一時的にバランスを取ることに成功。その後は全員で特訓を重ね、262話ではついに自力で安定した動作を見せた。
ただし、この話で初登場したゴッドケロンが以降の主力ロボとして活躍するようになったため、それ以降この初代合体ロボの登場はなくなった。