- Workヤットデタマン
- Height30 m
- Weight75 t
ヤットデタマンとコヨミが鍵と錠前を掲げ、決まり文句である「驚き桃の木山椒の木、ブリキにタヌキに洗濯機、やってこいこい大巨神」を唱え、2つを合わせることで、大馬神殿から時空ゲートを越えて出現する巨大ロボット。召喚時には、まず後述する巨神号の姿で現れ、その後変形して人型になる。操縦は主にヤットデタマンのレバー操作と口頭指示によって行われるが、自我を持っているため、ときには指示に従わないこともある。物語中盤の第20話以降は、変形シーンが省略されて登場することも多くなった。
エネルギー源は太陽光線で、背中の炎のようなプレートから吸収している。オープニングでは、歌詞に合わせてこのプレート部分が赤く燃え上がるように描かれている。
武器は、脚部に収納された巨神剣、大巨神天地一文字斬りや縦十文字斬りをはじめとする剣技、さらに弓矢やジャベリンを使う。剣を使う際は、膝の位置にある柄に手をかけて引き抜く。また、背中の赤い炎のような部分から大巨神熱線を放ったり、全身から放電したりすることも可能である。
自我を持ち、自らの意思で戦うが、「罪を憎んで人を憎まず」を信条としており、自称ながら慈悲深い性格でもある。そのため、毎回ミレンジョたちが戦闘不能になると、反省したふりをする芝居にいったんは騙されたように見せて立ち去る。しかし、安心した彼らが陰口を叩くと、それを聞きつけて額の日輪マークがブザーとともに点滅し、怒りが蓄積される。これが3回に達すると、いわゆる「仏の顔も三度」とばかりに、とどめの一撃「大激怒」を放つ。
悪口には非常に敏感で、どれほど小さな声でも聞き逃さない。特に偏平足と言われることをひどく気にしており、その言葉に触れられると即座に大激怒を下す。さらに、会話の流れに関係なく悪口だけに反応するため、ミレンジョたちに悪意がなくても、うっかり口にした言葉で制裁を受けることが少なくない。また、目から放つ光線によって、口に出していない悪意や態度まで見抜くことができる。回によっては、大巨神が去った後に悪口を言ったり、人形を引っ張るなどして侮辱すると、「やはり偽りだったか!」と地中や背後から突然現れて大激怒を与えることもある。さらには盗聴器を仕掛けるなど、最初からミレンジョたちを信用せず、失言を待ち構えているような描写も見られた。物語後半では、反省の芝居すらまともに成立せず、仲間割れを始める彼らにあきれて、そのまま大激怒を下す場面も増えていく。
大激怒を放つ場面では、物語序盤および後半では主に大馬神の姿で弓矢による一撃を、中盤では主に大巨神の姿で剣による一刀両断を見せることが多い。そのほか、剣やジャベリンを投げつけたり、大馬神の足で蹴り飛ばしたり、相手の誘導ミサイルを投げ返したりもする。このように、大巨神は戦闘だけでなく、敵へのおしおき役としての性格も強く持っている。なお、第23話では悪役側がほぼ完全に気絶していたため、大激怒を下さずに立ち去っている。
毛穴や涙腺にあたる機能も備えており、自身が窮地に陥ったり感動したりすると、人間が汗や涙を流すように、毛穴からはオイル、目からは冷却水を出す。また、敵の激しい攻撃で装甲が大きく損傷したり、酸によって錆びつく寸前になると、自ら装甲をパージし、骨格だけの状態で戦うこともある。合体時には腰のブロック部分が大天馬との接続に重要な役割を果たすが、装甲を外した後でも合体は可能で、その際は膝部分で直接合体している。初めてパージしたのは第32話である。
第4話以降しばらくの間は、大天馬や大馬神とともに、登場時に名前がテロップで表示されていた。
最終回では、崩壊する王国の人々を安全に避難させるために召喚される。その際には「ここがこの身の捨て所」と語っていた。