
- Work機動戦艦ナデシコ
- Height106.8 m
- Weight37530 t
- Pilotミスマル・ユリカ
相転移エンジン2基、核パルスエンジン4基搭載(Yユニット装備前)。
民間企業であるネルガル重工が計画した火星奪還作戦「スキャパレリプロジェクト」のために建造した戦艦の一番艦。ネルガル重工が火星で発見した相転移エンジンを搭載している。
相転移エンジンはインフレーション理論で説明される真空の相転移を利用し、真空の空間をエネルギー準位の高い状態から低い状態へ相転移させることでエネルギーを取り出す。シリーズ後半で装備されたYユニットには、この理論を応用した相転移砲が搭載されている。この兵器は目標空間を強制的に相転移させることで、内包する物質を消滅させるものである。月周辺に集結した木連艦隊は相転移砲の一撃で大損害を受けている。作中でこの砲撃を無効化したのは火星遺跡のみであった。
また、同艦はAI「オモイカネ」によって管理が自動化されており、通常の航行は艦橋の数人で対応できる。
武装は、重力波を敵に叩きつけるグラビティブラスト(主砲)、ミサイル多数、レーザー砲2門、艦載機のエステバリス。艦底部には揚陸艇「ひなぎく」を搭載。メインブリッジ(船体上部)は分離可能。
乗員は班ごとに色分けされたジャケットを着用している(一部クルーを除く)。艦長・副長は白、航海班はオレンジ、戦闘班は赤、生活班は黄色、整備班は水色。