覚醒人凱号(アクティブモード)にステルスガオーII、ドリルガオーII、ライナーガオーIIがファイナルフュージョンすることで誕生する地球の新たな守護神でありザ・パワー運搬護衛機として誕生した新たな勇者王。
凱号にはリングジェネレイターが無いためステルスガオーIIが優先的に運用されているがステルスガオーIIIとも問題なく合体できる。
ガオーマシンも一時は新たな機体を開発しようとしたが、幾度も壁に行き当たった開発者の阿嘉松滋が思いついたのが、ガオガイガーやガオファイガーのガオーマシンを流用しようという発想であった。「偉大な父や叔父を越える必要はない。堂々とその伝統を活用してやればよい」とあえて有限会社の社長という立場にこだわり続けてきた阿嘉松ならではの発想により、従来のガオーマシンがそのまま使用されている。
動力は勇者王ガオガイガーに登場する「GSライド」に加えてベターマンに登場する「リンカージェル」を使ったハイブリッドエネルギーによって駆動し、従来の地球製勇者ロボに比べて出力が大幅に向上している。リンカージェルの純度低下特性によって稼働時間に制限があり、リンカージェルが活動限界を迎えるとGSライドも止まってしまう特徴があるが、作中の10年間で進歩した最新型の透析システムを搭載する事で、木星決戦での戦闘時にはガオファイガーの限界稼働時間をも上回る戦闘稼働時間を示しており、過去の勇者王と比べても稼働時間に遜色があるわけではない。
合体構造上の特徴として、ガイゴーの腕部はステルスガオー内に格納せず、背面へ張り付くように露出している。必要に応じ展開して四本腕として使用したり、シナプス弾撃の発射も可能。胸部のTMシステムは、覚醒人と同様に大気中の物質を吸収・合成することで解析が可能。
デュアルカインドシステムの特性を使用して、ガオガイゴーのヘルアンドヘブンはシルバリオンハンマーと同じく護と戒道のGとJの共振現象の力を使った銀色のヘルアンドヘブンとなっている。作中描写によればGとJ共振時の出力は従来の数倍に跳ね上がり、従来のGパワーのみの緑色のヘルアンドヘブンと比べて圧倒的に強力になっている。従来型の緑色のヘルアンドヘブンも使用可能で、状況によってはこちらを使うこともある。また、GとJの共振で白銀に輝いた後にヘルアンドヘブンを放たずに、GJ共振の数倍出力の状態のまま通常戦闘を行うことも可能。