白銀ゴローが搭乗するロボット。超常魔術団のトレーラー「銀河号」が変形する。モチーフはスペード。
南三太が搭乗するロボットは、遊園地の乗り物である円盤から変形します。このロボットのモチーフはダイヤであり、デザインにもダイヤの要素が反映されています。南三太が子供であるため、このロボットは『マジンガーZ』におけるボスボロットのように、攻撃が全く敵に通用しないコメディリリーフ的な役割を担っています。
しかし、物語の途中から三太自身がロボットに武装を追加するようになり、ミサイルポッドなどの武器が必要に応じて転送される機能が付加されます。これにより、ロボットはある程度の戦闘力を持つようになりますが、依然としてコミカルな要素が強調されています。
グランファイター、ブルゲイター、スピンランサーの三体メカと戦闘機アローウイングの総称、そしてこれら四体が合体した形態が「ギンガイザー」です。
「ギンガイザー」という名前は、帝王カインダークによれば、ゴードー博士たちプラズマン族の守護神の名前であり、ギンガイザーのロボット形態はその守護神に似ているため、それを模したロボットだろうとされています。
このギンガイザーは、変形・分離前の各メカよりもロボット形態になると「シンクロン原理」により巨大化しているのが特徴です。シンクロン原理とは、複数のメカが合体することで単体よりも遥かに強大な力を得るという設定です。この合体によって、ギンガイザーは強力なロボットとして敵に立ち向かうことができるようになります。