富士山の裾野の地中深くに埋まっていた全長600メートルもの巨体を誇る第3の魔神。ミケーネ超文明の遺産と目されており、基礎構造を解析するだけで現在の科学力を100年分進展させるほどのテクノロジーが詰め込まれているという。
腕部から無数のミサイルを発射するほか、マジンガーZと同様に胸部放熱板からブレストファイヤーを放つ。劇中では自らとフジプラント周辺に巨大な台風(竜巻)を発生させ、ミサイルによる迎撃網でイチナナ式の部隊をことごとく撃ち落とし、破格の射程と規模を持つブレストファイヤーで、富士の裾野の新光子力研究所周囲の街(新富士市研究都市)を広範囲に薙ぎ払っている。
実は世界を作り替えるという量子干渉装置「ゴラーゴン」を起動するキーとなる機体であり、隣接次元から転移してきた。その力を利用せんと目論むDr.ヘルに奪取され、人類の敵として相対することになる。当初は鉄也ごと捕縛したグレートマジンガーを生体ユニットとして利用することで稼働させられていたが、グレートマジンガーを奪い返された後は、地獄大元帥に乗り込んだヘルが自ら生体ユニットとして一体化し、強大なパワーを発揮する。
最終的にゴラーゴンを発動させるも、ゴラーゴンの制御を試みたリサのハッキングと、世界中の人々の想いを乗せた光子力を受け巨大化したマジンガーZとの死闘の末、ロケットパンチで宇宙空間まで吹き飛ばされ消滅した。
ミケーネの遺産であるインフィニティがなぜマジンガーと意匠が酷似しているのか、何らかの因縁や繋がりがあるのか、その理由はとうとう明かされなかった。