スタードライバーはタクト。綺羅星十字団もその存在を把握していなかった、22体目のサイバディ。貴公子のような細身の外見を持つ。第2フェーズの段階までしかアプリボワゼを成功していないサイバディの中では、唯一「第3フェーズに成功しているサイバディ」、もしくは「直接乗り込むサイバディ」であり、電気柩無しで起動可能。
胸部の球体から引き出す2本のスターソード・緑のエムロードと青のサフィールを主武器として振い、2本を合体させて白い双刃の形態にすることもできる。また、ガンダムシリーズに登場するファンネルのような遠隔操作兵器・パイルが腰に4基装備されている。これを背部に装備し、ブースターのようにして飛行するパイル・ジェットも使用可能。
必殺技は全部で5種。胸部に集めたエネルギーを一気に解放する「炸裂・タウ・銀河ビーム」、2本のスターソードを使用して敵をX字に切り裂く「豪快・銀河十文字斬り」、腕の周囲で高速回転させたパイルを敵へ射出する「パイル・クラッシャー」、タウバーンの胸部に光を集め、その光と共にタクトの姿となって飛び出し、相手サイバディのコクピット部分を抜き出し破壊する「輝く流星・タウ・ミサイル」。また、スガタと協力した強化版の「エキセントリック・タウ・ミサイル」も使用している。
第16話でレシュバルに追い詰められた際、タクトの「シルシ」の輝きが紅く変わり、各部の形状が変化した「タウバーン・オーディナリー(本編未呼称)」へと強化された。
第22話で「地球人のために作られたサイバディ」と明かされたが、詳しい事は不明。
最終決戦ではシンパシーを撃墜する為に王の柱を受けて内部が損傷。その後、七色の光線を放ちキング・ザメクを撃破するも、爆発に巻き込まれ半壊した。
劇場版では「タウバーン・コンパートメント」となっており、キング・ザメクを破壊し、半壊した「タウバーン」をタクトのリビドーで直したのがこの姿である。