ライガーゼロの最も標準的な姿が、この「タイプゼロ」と呼ばれる形態である。装備は最小限にとどめられており、野生体としての本能を引き出しやすい設計が施されている。その性質上、他の専用アーマーのように特定の局面に特化しているわけではないが、逆に幅広い戦場環境に適応できる汎用性を備えていた。弱点が少ないことから、部隊行動の際には味方の補給機を護衛する役割を担うことも多い。また、性能面においても量産型ブレードライガーと比肩する戦闘力を誇るとされる。
そもそもこの装備は帝国軍が開発したものであり、共和国軍が使用するタイプゼロは、帝国軍が残したデータをもとに再現したものにあたる。そのため共和国仕様は白を基調とするのに対し、帝国軍仕様には赤く塗装された個体も確認されている。帝国軍ではこの基本装甲形態での運用はあくまで動作試験に留まっており、実際の戦闘での初運用はイクスユニットを装着した状態から始まったとされる。