主人公は、転生前の世界で妻から手ひどい裏切りを受け、絶望の中で最後を迎える。臨終の間際に謎の案内人の誘いのまま異世界へ悪徳領主となるため転生する。転生先は封建制度をとった星間国家アルグランド帝国で、バンフィールド伯爵家の嫡男リアム・セラ・バンフィールドとして転生するもわずか5歳で父親より家督を譲られてしまう。バンフィールド家は祖父の代から贅沢三昧で財政的に傾いており、リアムの父は5歳になる息子に仕送りは忘れないでとの一言を残し、家督を譲り首都星へ隠居(という名の放蕩生活)してしまう。取り残されたリアムは、自らの乳母として購入されたアンドロイド天城の力をかり、バンフィールド家の財政・軍の立て直しを図る。また、怪しげな剣の師匠安士(ヤスシ)から一閃流の免許皆伝を受け最強の剣士となる。領地の立て直しもある程度進んできたところで、バンフィールド領はゴアズ海賊団の襲撃を受ける。これを一閃流の力で見事撃退したその際、「姫騎士」ティアを助け出し彼女は自ら望んで、リアムの騎士となる。