太古の太陽系第四惑星「火球」では、「超精神」「超科学」「超自然」の三つの文明が、互いの優劣を競って無益な戦いを繰り返していた。しかしその戦いは、あるとき火球の宙域に二つの衛星を伴い「機械化惑星」が「空間転移」してくることで終わりを告げる。後に「空球」「海球」と呼ばれる機械化惑星の衛星が、火球の重力に引かれ連星となったことで火球は凄まじい異常気象に襲われ、その後追い討ちをかけるかのように機械化惑星から襲来した金属生命体の猛攻により、火球の三文明は滅亡の危機にさらされる。
この危機を乗り越えるために三文明は初めて手を結び、各々の有する技術を結集し、7体の「超攻アーマー」(ちょうこうアーマー)「サーディオン」を造りあげる。火球を救うため、サーディオンは機械化惑星へと送り込まれるが、機械化惑星はサーディオン達を残したまま再び空間転移を行い姿を消してしまう。その後、三文明は連星となった三惑星に別れ、太陽系には平和がおとずれた。
それから8000年後、三惑星(旧三文明)が再び争いを繰り返すようになった時代、火球の宙域に一つの惑星が空間転移してくる。「NGC-1611」と命名されたその惑星から8000年前と同様に金属生命体が襲来、三惑星を攻撃し始める。そこで三惑星は各々が継承している技術を結集させ三機の「戦闘デバイス」を開発、これを合体させた三位一体の超攻アーマーによって、制圧された三惑星の奪回とNGC-1611の壊滅を試みる。強力な敵に苦戦を強いられながらも三機はNGC-1611に到達する。しかし、その惑星は8000年前から推測されていたような機械の星ではなく、それ自体が生命活動を行う「生体惑星」だった。惑星内部で戦闘デバイスの一機を失い窮地に立たされたその時、見たこともない戦闘デバイスが出現。残された二機は最後の望みをかけこの戦闘デバイスと合体。次の瞬間そこに現れたのは、三惑星で「白い鉄の巨人」と呼ばれ8000年もの間語り継がれてきた伝説の超攻アーマー、サーディオンだった。そして、サーディオンは圧倒的な戦力でNGC-1611の最深部へと到達、そこで最強の敵生命体と対峙する。その戦いの先にどれほど残酷な結末が待っているのか知る由もなく、サーディオンは最後の戦いを開始する。