炎を操る新人類「バーニッシュ」の出現によって引き起こされた、惑星規模の発火現象「世界大炎上」により、人口の半分が焼失してから30年が経過した世界。自治共和国プロメポリスでは、炎上テロを繰り返す過激派バーニッシュ集団「マッドバーニッシュ」に対抗するため、高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」が対バーニッシュ装備を駆使して消火活動を行っていた。
バーニングレスキューの新米隊員、ガロ・ティモスはある火災現場で、マッドバーニッシュの首魁である少年リオ・フォーティアと出会う。「燃えて消す」を信条とするガロと、「燃やさなければ生きられない」と語るリオ。正反対の信念を持つ二人は、互いの思いをぶつけ合い、熾烈な戦いを繰り広げる。
燃える魂が激突するその先に、彼らが見出すものとは――。