アストラギウス銀河を二分した百年戦争の終結後、元ATパイロットのケイン・マクドガルは故郷である惑星メルキアへと帰還する。
しかし、戦うことしか知らない彼は平穏な日常になじめず、ある揉め事をきっかけに再会したクエント人傭兵シャ・バックの導きで、戦闘競技「バトリング」の世界に足を踏み入れる。
やがて実力を伸ばし、無敗を誇るまでに成長したケインだったが、ある日、謎の黒いAT「シャドウ・フレア（黒き炎）」から挑戦を受け敗北。戦いの中でシャ・バックは無惨に命を奪われてしまう。
復讐を誓ったケインは、シャ・バックの遺したAT「ベルゼルガ」を駆り、街から街へと放浪しながら、バトリングで賞金と情報を得てシャドウ・フレアを追い続ける。
その青く染まったベルゼルガの姿から、いつしか人々はケインを「青の騎士」と呼ぶようになる。
戦いの末、ついにシャドウ・フレアの所在を突き止めるケイン。しかしその正体は、アストラギウス銀河の支配を目論む巨大な陰謀の中心人物だった。
ケインは個人的な復讐を越え、銀河の命運をかけた戦いへと巻き込まれていく。
