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機動警察パトレイバー

機動警察パトレイバー
1989-10-11 ~ 1990-09-26

ロボットテクノロジーの発達により登場した汎用多足歩行型作業機械「レイバー(Labor)」は急速に発展・普及し、軍事・民生を問わずあらゆる分野で使用されるようになった。特に東京を含む首都圏には、地球温暖化による海面上昇への備えとして大堤防を川崎~木更津間に築き、さらに1995年の東京南沖大地震によるガレキの処分を兼ねて埋め立てを行い、首都圏の土地不足を解消するという一大国家事業「バビロンプロジェクト」が進められ、日本国内のレイバーの大半が集中していた。

しかし、その結果、レイバーによる事故のみならず、レイバーを使用した犯罪行為が多発。酔っ払いの乱闘騒ぎや窃盗から、バビロンプロジェクトに反対するエコテロリストによるテロ活動まで、社会問題となった。

この「レイバー犯罪」に対処するため、警視庁は警備部内の特機部隊にレイバーを導入したが、当初の装備は旧式の作業用レイバーに装甲を強化した程度のものであり、日進月歩で進化するレイバー犯罪に対応しきれなかった。そこで1998年、警視庁は警備部内に専門部署「特科車両二課中隊」、通称「特車二課」を新設。パトロールレイバー、通称「パトレイバー」の運用が始まる。

小隊は従来機を運用する「第一小隊」に加え、新たに「第二小隊」を編成。この第二小隊には、パトレイバー専用の最新鋭機・篠原重工製98式AV(Advanced Vehicle)“イングラム”が導入されることとなる。しかし、配属されたのは、現職の巡査1人を除けば、予備校を出たばかりの経験がほぼゼロの新人ばかり。唯一の現職も粗暴な問題警察官であり、後藤隊長をして「精鋭になるか、はたまた独立愚連隊になるか」と言わしめる不安の尽きない人選だった。こうして、後に非難と賞賛を浴びることとなる特車二課第二小隊が発足する。

物語は、若きパトレイバー隊員たちが葛藤しながら成長する青春群像劇であり、産業ドラマであり、陰謀ドラマでもある。それらが並行して展開されるストーリーとなっている。

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