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凄乃皇・四型

凄乃皇・四型

型式番号:XG-70d

オリジナルハイヴ攻略のために開発された、凄乃皇・弐型の後継機。

近接戦闘用の武装が腕部や脚部に追加されたことで、弐型よりもさらに大型化し、全高は戦術機の約10倍にあたる180メートルにも達している。

弐型とは異なり、ラザフォード場の多重干渉問題が解決されており、00ユニット以外の一般人でも搭乗が可能になった。さらに複座型制御を採用することで、00ユニットへの負担を軽減し、マルチタスク制御が可能となっている。

従来の欠点であったラザフォード場の自動制御も実現し、友軍機が接近しても重力偏重による被害の心配はなくなった。また、抗重力機関により自力で重力圏を突破する能力も持つ。しかし、その特異な外見が場の雰囲気にそぐわないとして、桜花作戦における駆逐艦打ち上げシーンからは除外された。

作中では、00ユニットである純夏の意思によって、ラザフォード場を味方戦術機の周囲に展開し、防御バリアのように機能させる描写がある。多重干渉の影響を最小限に抑えるため、純夏が最も守りたい存在である武と霞が複座で搭乗している。

純夏本人は専用の00ユニット用シートに別途搭乗している。

弐型の失敗を踏まえ、本機での離脱が困難な状況に備え、作戦失敗時にはXG-70dの頭部が展開し、管制ブロックに格納された装甲連絡艇による脱出が可能となっている。

コクピットの前席は砲主兼操縦士席で、シームレスな全球スクリーンを採用。後席は航空士席で、操縦桿などの物理的な操作装置は存在せず、リーディングによる管制補佐が役割となっている。

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